コーンフレークに栄養はある?ない?バランスは?牛乳で変わるかも紹介!
コーンフレークに栄養はあるのでしょうか?それともないのでしょうか?今回は、コーンフレークの栄養成分・バランスや、牛乳あり・なしでの違いを紹介します。コーンフレークの栄養を強化する方法や、バランスを補うアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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コーンフレークに栄養はある?ない?
コーンフレークは、手早く朝食をとりたい時に便利な食品です。特にケロッグからはさまざまな味わいのコーンフレークが販売されており、子供からの人気もあります。しかし、コーンフレークだけで十分な栄養を摂ることはできるのでしょうか。今回は、コーンフレークに含まれる栄養素や、おすすめの商品などを紹介します。
コーンフレークに含まれる栄養成分は?バランスは良い?
コーンフレークは食パンやご飯の代わりに食べるのを推奨されることがありますが、それはなぜでしょうか。ここでは、コーンフレークに含まれる栄養素について紹介します。
①糖質
100gあたり | カロリー | 糖質 |
コーンフレーク | 380kcal | 81.2g |
コーンフレークには、ショ糖やデンプンなどの糖質が豊富に含まれています。糖質には、以下の効果・効能があります。
・エネルギー源となる
・食後の血糖値を上げる
糖質は脳のエネルギー源となるため、朝食にコーンフレークを食べることで頭が働きやすくなります。特に、ショ糖はブドウ糖に分解されるスピードが速いので、素早くエネルギーを補給したい時に適した糖質です。(※1)
なお、糖質の過剰摂取は糖尿病や肥満の原因になるため、コーンフレークは適量を食べることが大切です。コーンフレークの一食あたりの量は、30〜50gを目安にしましょう。
②食物繊維
コーンフレークには、100gあたり2.4gの食物繊維が含まれています。食物繊維には、以下の効果があります。
・血糖値上昇を緩やかにする
・腸内環境を整える
朝食を食パンや白米からコーンフレークに置き換えると、食後の血糖値の急上昇を抑えたり、腸内環境を整えたりするのに効果的です。また、朝食にコーンフレークを食べて食物繊維を十分に摂取すると、昼食後の血糖値上昇を抑えるセカンドミール効果も期待できます。(※2)
③ナトリウム
コーンフレークには味を調えるための食塩が添加されるため、食塩の成分であるナトリウムが豊富に含まれます。ナトリウムには、主に以下の効果・効能があります。
・糖質の吸収をサポートする
・体内の電解質のバランスを整える
ナトリウムの過剰摂取は高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の原因になりますが、適度に摂った場合は腸管からの糖質の吸収を高めたり、カリウムと拮抗して体内の電解質のバランスを取ったりする作用を発揮します。(※3)
④鉄
コーンフレークには、以下の作用を持つ鉄も豊富に含まれています。
・貧血の予防
・血流の改善
・冷え性の改善
鉄は赤血球を構成するヘモグロビンの成分となり、全身の細胞へ酸素を供給する役割を持ちます。血行不良や冷え性が気になる人は、積極的に摂りたい栄養素です。また、生理のある女性は成人男性や閉経後の女性に比べて多くの鉄を必要とするため、コーンフレークを取り入れると栄養の補給に役立ちます。(※4)
逆にコーンフレークに足りない栄養素
コーンフレークには、主に以下の栄養素が不足しています。
・カルシウム
・ビタミンD
・ビタミンK
・ビタミンC
これらの栄養素は、コーンフレークにはほとんど含まれていません。カルシウムは、骨や歯の成分となるので、成長期の子供は積極的に摂りたい栄養素です。また、ビタミンDはカルシウムの吸収を高める作用を持ちます。ビタミンKは納豆などに多く含まれる栄養素で、不足すると出血時に血が止まりにくくなります。
ビタミンCは強い抗酸化作用を持ち、生体膜の酸化を防ぐ働きや免疫機能を高める作用を持つ栄養素です。
コーンフレークの栄養バランスを補う食べ方は?牛乳がおすすめ?
コーンフレークだけでは栄養バランスが偏ってしまうため、他の食品を組み合わせて食べるようにしましょう。ここでは、コーンフレークの栄養バランスを整えるための食べ方について紹介します。