ネギの食べ過ぎに要注意?どのくらいが適量?症状や対策・予防法など紹介!

【管理栄養士監修】ネギを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、ネギの食べ過ぎによる頭痛・下痢・口臭問題・貧血など悪影響の例を症状・原因とともに紹介します。ネギの食べ過ぎの量はどれくらいかや、食べ過ぎによる症状を防止・対策する方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 住吉彩
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管理栄養士、野菜ソムリエプロ。 病院で1000人以上の食事指導、栄養管理を経験。現在は”食のチカラで、心も身体も健幸美人で溢れる社会を作りたい!”...
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管理栄養士、野菜ソムリエプロ。 病院で1000人以上の食事指導、栄養管理を経験。現在は”食のチカラで、心も身体も健幸美人で溢れる社会を作りたい!”という思いから独立し、講座を主宰したり、講演、執筆、監修などを行っている。趣味は家庭菜園。万年ダイエッターを卒業するためのポイントをまとめたメルマガも配信中。

目次

  1. ネギの食べ過ぎに注意?
  2. ネギを適量食べた時の効果・効能
  3. ネギを食べ過ぎるとどうなる?
  4. ①頭痛
  5. ②下痢・腹痛
  6. ③口臭・おならがきつくなる
  7. ④貧血
  8. ネギの食べ過ぎの量はどのくらい?
  9. 胃腸の強さ・弱さで変わる
  10. ネギを食べ過ぎによる症状の防止法・対策は?
  11. ①加熱する
  12. ②水にさらす
  13. ③乳製品を食べる
  14. ④緑茶・コーヒーを飲む
  15. ネギは適度な量を食べよう

住吉彩

管理栄養士

ネギの白い部分と緑色の部分には含まれている栄養素が異なっており、アリシンは白い部分に多く含まれています。そのため白い部分ばかり食べるのではなく、緑色の部分と一緒に食べることでネギの食べ過ぎによる頭痛などの症状を和らげることができます。

ネギの食べ過ぎの量はどのくらい?

ネギを食べ過ぎた時の症状を紹介しましたが、どれくらいの分量であれば症状はでないのでしょうか。

胃腸の強さ・弱さで変わる

ネギを食べ過ぎるとアリシンの刺激が強く胃腸に負担がかかりますが、薬味程度であれば問題ないとされています。胃腸の強さには個人差はあるので、少量で様子を見たり、体調と相談しながら食べるようにしましょう。

ネギを食べ過ぎによる症状の防止法・対策は?

ネギの食べ過ぎによる症状の対処方法を紹介します。ついついネギを食べ過ぎてしまう人は、ぜひ試してみてくださいね。

①加熱する

アリシンは、加熱すると刺激成分が減り胃腸への負担も軽減できます。アリシンは加熱には弱いですが、油で炒めても成分は失われにくいので炒め調理などがおすすめです。アリシンはビタミンB1の吸収を助けるので、豚肉を合わせると良いでしょう。

②水にさらす

アリシンは水溶性なので、ネギを水にさらしておくことで胃腸への負担を軽減できます。もしも水に溶け出た分のアリシンもしっかり摂りたい場合には、汁ごと頂けるスープにすると良いでしょう。

③乳製品を食べる

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を摂取すると、乳製品に含まれるタンパク質がアリシンを包み込んでくれるので口臭を防ぐことができます。ねぎを食べる前には、食前に牛乳を飲んだりデザートにヨーグルトを食べるなどすると良いでしょう。

④緑茶・コーヒーを飲む

緑茶に含まれるカテキンやコーヒーに含まれるタンニンが、アリシンに反応して無臭化すると言われています。消臭効果を高めたいなら、タンニンは食後に摂取すると良いでしょう。ただ、カテキンやタンニンもアリシン同様に胃腸に刺激を与えるので飲み過ぎには注意しましょう。(※4)

(*こちらでアリシンを含むにんにくを食べた場合の対策・防止法を紹介していますので、参考にしてみてください。ネギの食べ過ぎにも有効な対処法になっています。)

にんにくの臭いの消し方15選!食事前・最中・後にできる対策を紹介!

住吉彩

管理栄養士

ネギは薬味としても使われる非常に身近な食材です。疲労回復効果や代謝促進効果があるなど嬉しい効果がたくさんありますが、やはり食べ過ぎには注意しましょう。調理法を変えるだけでも症状を予防できるので試してみてください。

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