ナッツの食べ過ぎは危険?病気になる?症状例・1日の適量から対処法まで紹介!
【管理栄養士監修】ナッツを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?病気になるのでしょうか?今回は、ナッツの食べ過ぎによる〈太る・消化不良・胃痛・腹痛・ニキビ・鼻血〉など悪影響の例を原因とともに紹介します。〈カシューナッツ・アーモンド〉など、ナッツの食べ過ぎになる量や、食べ過ぎを防ぐ対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
マカダミアナッツの1日あたりの適量は約14粒です。マカダミアナッツはナッツ類の中でもカロリー・脂質が特に高い種類なので、食べ過ぎは禁物です。マカデミアナッツのカロリーは約14粒で200kcalなので、間食として食べる場合はマカデミアナッツ以外を食べないようにしましょう。
(*ナッツ1日50gは多いかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ナッツの食べ過ぎを防ぐ対処法・防止策は?
ナッツは手軽に食べることができるため、いつの間にか食べ過ぎてしまう場合もあるかもしれません。ここでは、ナッツの食べ過ぎを防ぐ対処法・防止策を紹介します。
水を多めにとる
ナッツに含まれる食物繊維には水分によって膨らむ性質があるため、ナッツを食べる際は多めの水を一緒に飲むのがおすすめです。多めの水を飲みながら食べることで、胃の中でナッツが膨らんで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎの予防になります。
同じ水分でも、ジュースなどのカロリーがあるものはカロリーの過剰摂取につながるので、飲み物は水やお茶などを選ぶようにしましょう。
ナッツを市販で購入する際のポイントは?
ナッツはスーパーやコンビニなど見かけることが多いですが、どれを選んだら良いのか迷ってしまう場合も多いかもしれません。ここでは、ナッツを市販で購入する際のポイントを紹介します。
塩分など無添加の素焼きナッツを選ぶ
ナッツを市販で購入する際は、なるべく塩分などが無添加の素焼きナッツを選ぶようにしましょう。食物油脂やバターなどの油分や塩分を使用したナッツは、素焼きナッツよりもカロリーが高く、太る原因になります。さらに、余分な塩分や油分を摂取することで肌荒れやニキビ・むくみなども起きやすくなります。
なお、ナッツに豊富に含まれるビタミンEには血行改善があるため、妊婦が悩みがちなむくみの解消にも効果的です。さらに、くるみなどに多く含まれるn-3系脂肪酸は、妊娠中の動脈硬化や妊娠高血圧症の予防にも役立つと言われています。ただし、商品によっては塩分や糖分が多く、太る原因になりかねないので妊娠中は素焼きナッツを選んだほうが良いでしょう。
ナッツは適度な量を食べよう
ナッツの食べ過ぎは、消化不良やニキビの原因になる場合がありますが、適量であれば健康に良い効果をもたらす食材です。ナッツはおいしいので間食やおつまみとして食べ過ぎてしまいがちですが、適度な量を守っておいしく食べましょう。