発酵玄米とは?危険って本当?安全な食べ方や栄養・効果を紹介!

発酵玄米とは何か知っていますか?危険というのは本当なのでしょうか?今回は、発酵玄米が危険と言われている理由や安全な炊き方や食べ方を、栄養や効果とともに紹介します。発酵玄米のおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 発酵玄米とは?
  2. 発酵玄米は炊いてから数日間発酵させた玄米
  3. 発酵玄米のカロリー
  4. 発酵玄米が危険って本当?理由は?
  5. ①アブシジン酸
  6. ②フィチン酸
  7. 発酵玄米の安全な食べ方や保存方法は?
  8. ①玄米を水につける
  9. ②1週間以内に食べ切る
  10. ③清潔なしゃもじを使う
  11. ④冷凍で保存する
  12. 逆に発酵玄米の体に良い効果は?栄養豊富?
  13. ①腸内環境を整える
  14. ②代謝向上
  15. ③貧血を防ぐ
  16. ④タンパク質の合成を促進する
  17. 発酵玄米の安全な炊き方を紹介!
  18. ①炊飯ジャーでの作り方
  19. ②圧力鍋での作り方
  20. 発酵玄米のおすすめ商品を紹介!
  21. ①3日寝かせ発芽酵素玄米ごはん
  22. ②酵素玄米
  23. ③酵素玄米ご飯
  24. 発酵玄米の危険性を把握しよう

①玄米を水につける

玄米を美味しく食べるためにも、浸水時間は2時間以上は取るとよいと言われています。また、前述したアブシジン酸を抑制するためには12時間以上の浸水が効果的で、17時間浸水させると発芽玄米になります。

発芽玄米にする際、夏場など気温が高いと腐敗する可能性もあるので、冷蔵庫に入れるか水を変えるとよいでしょう。浸水なしだとどうなるか気になる人は、試してみても健康に害はないですが、浸水した玄米に比べると味が劣ります。

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②1週間以内に食べ切る

発酵玄米は炊飯器の保温モードを活用して3日ほどかけて作りますが、何日でも保存が効く訳ではなく、最長でも1週間以内に食べ切ることをおすすめします。雑菌の混入や腐敗の進行により、食中毒になる可能性もあるからです。食べる際には臭いを確認して、もし異臭を感じたら食べるのは止めてください。

③清潔なしゃもじを使う

発酵玄米を作る際に1日に1度はしゃもじでかき混ぜる作業が必要ですが、手をよく洗いしゃもじは清潔なものを使用するようにしてください。しゃもじに付着した雑菌が玄米をかき混ぜる際に混入し、腐敗が進んでしまう可能性があるからです。

④冷凍で保存する

出来上がった発酵玄米を1週間以内に食べ切れないようなら、美味しさを保つためにも冷蔵保存より冷凍保存するのをおすすめします。一食分の分量をラップに包み、粗熱を取ってから冷凍庫に入れると便利です。解凍する際は電子レンジを使うとよいでしょう。

逆に発酵玄米の体に良い効果は?栄養豊富?

発酵玄米に含まれる栄養素は以下のとおりです。

・食物繊維
・マグネシウム
・カルシウム
・ビタミンB群
・亜鉛
・鉄分


玄米は、上記のように白米には含まれていない多くの栄養素を含むため、体によい様々な効果が得られます。発酵玄米を食べることにより、どのような効果が得られるのかを解説するので参考にしてください。

①腸内環境を整える

玄米には、腸内環境を整える働きのある食物繊維が豊富に含まれています。繊維のある食べ物は腹持ちがよく、体内から不要なものを排出する働きもあるのでダイエットにも効果的です。より多くの食物繊維を摂取したい場合は、発酵玄米を炊く際に小豆を加えるとよいでしょう。

②代謝向上

発酵玄米は代謝の向上に欠かせないビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は、糖質・脂質・タンパク質などの栄養素の代謝を助ける役割を持つので、摂取した栄養を無駄なく活用し健康的な体を作ります。基礎代謝が上がれば、ダイエットの効果も期待できるでしょう。

③貧血を防ぐ

玄米は鉄分を多く含むので、貧血を防ぐ効果が期待できます。フィチン酸によるミネラルの吸収の阻害の影響を心配する人もいるかもしれませんが、事実ではないので安心してください。発酵玄米の鉄分の吸収率を高めるために、タンパク質やビタミンCが豊富な食材を組み合わせて食べるのがおすすめです。

④タンパク質の合成を促進する

玄米に含まれるビタミンB6や亜鉛は、タンパク質の合成を促進させる栄養素と言われています。タンパク質は筋肉や臓器など、身体を合成する重要な役割を担っており、きれいな肌や髪の毛を作るのにも欠かせない栄養素です。発酵玄米を主食に、タンパク質が多く含まれる魚や肉などをおかずで食べると効果はより発揮されます。

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