あんこは体に悪い?食べ過ぎは糖尿病になる?健康にいい食べ方も紹介!
あんこが体に悪いのは本当でしょうか?食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?今回は、あんこが体に悪いとされる理由や、体・健康に悪くない食べ方を紹介します。あんこを食べ過ぎない場合の効能や、おすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- あんこが体に悪いって本当?
- あんこが体に悪いとされる理由は?食べ過ぎNG?
- ①糖尿病などの生活習慣病になるリスクがある
- ②肌荒れしやすくなる
- ③食物繊維の過剰摂取につながる
- あんこの体に悪くない食べ方は?毎日はNG?
- あんこを食べる量は1日1〜2パック程度が目安
- あんこは適量なら体・健康に悪くない?栄養や効能は?
- ①ポリフェノールが豊富
- ②食物繊維が豊富
- ③鉄分・イソフラボンが豊富
- ④サポニンが豊富
- あんこを使った健康的なレシピは?
- ①あんこときな粉のヨーグルト
- ②あんこ入りコーヒーゼリー
- ③あんこときなこの豆乳ドリンク
- 低糖質なあんこのおすすめ商品は?
- ①低糖質小豆のあん500g入(1,210円)
- ②糖質を抑えたおいしいこしあん180g×2袋(1,380円)
- あんこは食べ方によっては体に悪いので注意しよう
小豆が原料のあんこには以下の成分や栄養素が含まれています。
・ポリフェノール
・食物繊維
・鉄分・イソフラボン
・サポニン
あんこは食べ過ぎると肌が荒れやすくなったり、生活習慣病のリスクが上がったりしますが、適量を食べると健康効果は得られるのでしょうか。ここでは適量のあんこを食べた場合に得られる健康効果を詳しく解説します。
①ポリフェノールが豊富
あんこの原料の小豆には、赤ワインの1.5〜2倍ものポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素による過剰な酸化ストレスを取り除くので、アンチエイジングに効果的です。さらにポリフェノールは血糖値の上昇を抑え、食べ過ぎや脂肪の蓄積を防ぐ効果もあり、ダイエット中にあんこを食べて痩せた人も少なくありません。
そのため、あんこは甘くて美味しい上に、女性にとっても嬉しい効果をもたらす食品と言えます。
②食物繊維が豊富
あんこの原料の小豆は食物繊維が豊富なごぼうと比べ、3倍ほど多く食物繊維が含まれる食品です。小豆に含まれる不溶性食物繊維は胃腸内で水分を吸収して膨張し、腸内のぜん動運動を促します。腸の動きが活発になると便通が良くなり、便秘や下痢といった症状を改善する効果を期待できる上に、腸内環境が改善されることで免疫力も向上します。
③鉄分・イソフラボンが豊富
小豆はミネラルの鉄分が豊富な上に、大豆と同じ豆類なのでイソフラボンが多く含まれています。鉄分は血液中に存在するヘモグロビンの材料で、ヘモグロビンは体全体に酸素を運搬する働きがあるため、あんこは貧血の予防に効果的です。
さらにイソフラボンは脳の血流を改善して細胞を活性化するので、あんこは疲れたときにゆっくり少量ずつ食べると、疲労を取り除く効果も期待できます。
④サポニンが豊富
小豆には苦味成分のサポニンが多く含まれています。サポニンには免疫機能のナチュラルキラー細胞の働きを高めて免疫力を上げるので、風邪やインフルエンザの予防に効果的です。さらにコレステロールや中性脂肪の過剰な増加を抑える効果もあり、動脈硬化や肥満を防ぐ効果にも期待できます。
(*あんこの栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
あんこを使った健康的なレシピは?
栄養豊富で生活習慣病の予防やダイエットに役立つあんこですが、あんこを使った健康的なレシピはあるのでしょうか。ここでは、お汁粉やおはぎ以外にあんこを使う健康効果を得やすい人気レシピを3つ紹介します。
①あんこときな粉のヨーグルト
あんこの甘味が気になる人は、酸味のあるプレーンヨーグルトを加えると味わいのバランスが取れます。バナナやブルーベリーなどの果物を入れて甘味を加えたり、シリアルやナッツをトッピングして栄養を補強したりするのもおすすめです。
②あんこ入りコーヒーゼリー
あんこをコーヒーゼリーに入れることで、あんことコーヒーによる抗酸化作用のダブル効果を期待できます。紹介するレシピは生クリームや砂糖を入れず、ヨーグルトを使っているので低糖質な所もメリットです。