モッツァレラチーズは体に悪い？食べ過ぎは危険？1日の摂取量の目安も紹介！

チーズの中でも人気のあるモッツァレラチーズですが、食べ過ぎると体に悪いというのは本当なのでしょうか。ここでは、モッツァレラチーズは本当に体に悪いのか、食べ過ぎると危険かどうか解説します。

チーズの中でも、タンパク質やビタミンなどの栄養を豊富に含むモッツァレラチーズですが、食べ過ぎると体に悪い影響をもたらすこともあります。おつまみやおやつとしてモッツァレラチーズを毎日食べる習慣がある人は、食べる量を気をつけたり、ほかの食材と合わせて食べたりしましょう。

栄養を豊富に含むモッツァレラチーズですが、食べ過ぎると健康にどのような悪い影響があるのでしょうか。ここでは、モッツァレラチーズが体に悪い・食べ過ぎは危険と言われる理由について説明します。

乳製品であるモッツァレラチーズを消化させるためには、ラクターゼという酵素が必要になります。しかし日本人は体質的にラクターゼの量が少ないため、摂取した乳製品が消化されにくく、むくみや下痢の原因につながります。またモッツァレラチーズは塩分も含んでおり、塩分の過剰摂取はむくみの原因になるので、食べ過ぎには注意が必要です。

モッツァレラチーズを含む乳製品には、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンが多く含まれています。これらのホルモンを大量摂取すると、体内でのホルモンのバランスが崩れ、急に気分が落ち込んだりと気分が不安定になる可能性があります。気分が不安定になったときは、チーズや牛乳などの乳製品を一度控えてみるのもおすすめです。

チーズにはチラミンという天然の化学物質が含まていますが、このチラミンが偏頭痛を引き起こす可能性があるといわれています。体質や体調によって症状は変化しますが、偏頭痛があるという人はチーズを食べるのを控えてみてください。

チーズの中でもモッツァレラチーズは低カロリーかつ低脂質であるため、ダイエットに向いているといわれます。しかし、カロリーや脂質が少ないとは言っても、食べ過ぎは太る原因となります。また、モッツァレラチーズには塩分が含まれており、塩分の過剰摂取は高血圧症などの生活習慣病にもつながるので注意してください。

（＊モッツアレラチーズのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

モッツァレラチーズには、良質なタンパク質が含まれているため、適切な量を食べることで健康維持にもつながります。しかし、タンパク質を過剰に摂取すると、タンパク質を消化するために腎臓に負担がかかるといわれています。必要量以上のタンパク質の摂取は、腎臓病や痛風の原因ともなるので、適切な量を食べましょう。