パプリカの栄養素と効能は?ピーマンや赤・黄・オレンジで色別に比較して紹介!

【管理栄養士監修】パプリカはピーマンより栄養豊富な野菜だと知っていますか?今回は、パプリカの栄養素・効能をピーマンや赤・黄・オレンジなど色別に比較して紹介します。色ごとに栄養素が違ったら驚きですよね。栄養を逃さない調理法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 荻田 愛可
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ミセス・インターナショナル2017ファイナリスト トップ10で、管理栄養士です。美と健康の為に食からアプローチし、多くの方々に食の大切さを伝えたいと思い、日々取り組んでおります。 私生活では2人の女子高生の母、そして、時々モデルと好奇心旺盛で、多様な顔を持つ40代です。

目次

  1. パプリカはどんな野菜?
  2. パプリカの旬
  3. 新鮮なパプリカの選び方
  4. パプリカの栄養素・効能は?【ピーマンと比較】
  5. ①βカロテン
  6. ②ビタミンC
  7. ③ビタミンE
  8. ④カリウム
  9. ⑤葉酸
  10. パプリカの栄養価は色によって違う?
  11. 赤パプリカの栄養素・効能
  12. 黄パプリカの栄養素・効能
  13. オレンジ色のパプリカの栄養素・効能
  14. パプリカの栄養素を逃さない食べ方は?
  15. 加熱調理にしても問題にない
  16. 油調理がおすすめ
  17. パプリカは栄養豊富な野菜

オレンジ色のパプリカの栄養素・効能

赤パプリカと黄パプリカの両方の栄養をバランスよく併せ持つオレンジパプリカ、ルテインもカプサイシンも含まれています。オレンジ色はカロテンによるものです。赤と黄色の中間ですから、オレンジパプリカは酸味が少なく甘さが強いのが特徴です。果物のようで、子供も食べやすい味ですね。ゼアキサンチンも含んでいるので紫外線から目を守ってくれます。

パプリカの栄養素を逃さない食べ方は?

パプリカの栄養素にはビタミンCなどの水溶性のビタミンが多く含まれており、茹でると水の中に流れ出てしまいます。しかし、パプリカはその限りではないようです。生食でもフルーティーでジューシーなパプリカですが、加熱調理をするならどんな食べ方がいいでしょうか。

加熱調理にしても問題にない

パプリカには豊富にビタミンCが含まれていますが、加熱しても問題はありません。なぜなら、パプリカにはビタミンPと言う成分が含まれているからです。ビタミンPはビタミンCが熱で壊れたり酸化するのを防いでくれます。そのため、加熱調理してもビタミンCが流れ出たり壊れることなくピーマンの中に留まります。

油調理がおすすめ

パプリカを加熱調理するなら油と一緒に調理するのがおすすめです。油と一緒に摂ることでβカロテンや葉酸の吸収率を上げてくれるので、効率よく栄養を摂取できます。調理の仕上げにごま油をかけるとさらに効果が上がるのでおすすめです。

(*パプリカは生食できるかどうかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

パプリカは生でも食べられる?栄養価や美味しいサラダレシピなど紹介!

パプリカは栄養豊富な野菜

鮮やかな色が特徴的なパプリカは彩のような感覚で使うこともありますが、非常に栄養豊富な野菜です。女性のお肌の悩み以外にも高齢者によくある病気を予防してくれるのですから、どんどん食べた方がいいでしょう。ピーマンに比べて苦みが少ないので、子供でも食べやすいのも魅力です。幅広い層の体を元気にしてくれるパプリカを、ぜひ活用していきましょう。

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