みかんの缶詰が体に悪いって本当?シロップが危険?安全な食べ方も紹介!
みかんの缶詰が体に悪い・危険というのは本当なのでしょうか?理由が気になりますよね。今回は、みかんの缶詰が体に悪いとされる<シロップの糖度・カロリー>など、理由を紹介します。みかんの体に悪くない食べ方や、適量時の効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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みかんの缶詰が体に悪い・危険って本当?
みかんの缶詰は、デザートやミックスジュースの材料などでよく使われていて、手軽にみかんが食べられるので人気です。みかんはビタミンCなどの栄養も豊富なので、体に良いイメージがありますが、みかんの缶詰は体に悪いという話もあります。ここでは、みかんの缶詰が体に悪いのかについて紹介します。
みかんの缶詰が体に悪い・危険とされる理由は?安全ではない?
ここでは、みかんの缶詰が体に悪いと言われる理由について紹介します。健康に良いイメージのあるみかんですが、缶詰にするとどうして体に悪いと言われるのでしょうか。また、みかんの缶詰に限らず、缶詰の危険性も含めてみかんの缶詰が体に悪いのかについて紹介します。
①シロップの糖度・カロリーが高い
みかんの缶詰は、みかんがそのまま入っているわけではなく、砂糖で甘く味をつけたシロップに浸かっています。缶詰に使われているシロップは、果糖ブドウ糖の液体で、普通の砂糖よりも糖度やカロリーが高くなります。そのため、肥満につながることが体に悪いと言われる理由のひとつです。
肥満はただ太るというだけでなく、高血圧や動脈硬化など色々な生活習慣病につながる恐れがあるので、注意が必要です。(※1)
②普通のみかんよりもビタミンCが減る
みかんは栄養豊富で健康に良い果物で、特にビタミンCが豊富なことで知られていますが、みかんの缶詰になるとビタミンCが減るので体に悪いと言われています。ビタミンCは体に良い栄養素ですが、熱に弱く、みかんを缶詰にする時の加熱処理で失われてしまいます。
みかんをそのまま食べるよりも、重要な栄養素が減るので健康に良くないイメージにつながったようです。しかし、ビタミンCは空気に触れずに加熱処理すれば壊れにくいので、処理の仕方次第でビタミンCが豊富なみかんの缶詰も作れます。気になる人は、各メーカーのみかんの缶詰に含まれているビタミンCの量を比較するのもおすすめです。(※2)
③中国産のみかんの缶詰が多いことによる不安
みかんの缶詰は安くて気軽に買えますが、中国産のものが多いので、不安を覚える人も少なくありません。原料になるみかんも中国産のみかんが圧倒的で、中国産の食品に対する不安から体に悪いと考える人もいます。中国産の加工食品は、衛生面や農薬の管理などがニュースに取り上げられることも多く、中国産というだけで悪いイメージを持つことも多いです。
④食品添加物が多く含まれている
みかんの缶詰には以下のような添加物が含まれていることも、体に悪いと言われる要因となっています。
・クエン酸
・香料
・甘味料
みかんの缶詰は、シロップだけでなくクエン酸や甘味料、香料などの食品添加物も含まれています。これらの食品添加物の安全性は、厚生労働省によって管理されているので食べても問題ありません。また、みかんの缶詰を作る時に、薄皮をむくために希塩酸溶液と希水酸化ナトリウム溶液が使われることも理由のひとつです。
2種類の溶液にみかんを浸すことで、薄皮をむきますが、これらの溶液は水洗いすることでみかんには全く残りません。しかし、塩酸は体に悪いという知識から、みかんの缶詰を避ける人もいるようです。他にも、みかんの缶詰に限らず、缶詰にはBPAという有機化合物が防蝕処理に使われていることが多いです。
BPAは厚生労働省によって使用基準が定められていますが、果物など酸性の食品に使うと溶けだす可能性も指摘されています。さらに、加熱処理をして作るみかんの缶詰でも耐熱性カビの残存を危険視する人もいます。耐熱性カビの中には疲労感や頭痛のほか、発がん性も懸念される物質もあるので体に悪いイメージにつながっているようです。(※3、4、5)
(*食品添加物について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
みかんの缶詰の体に悪くない食べ方は?
みかんの缶詰は、糖度やカロリーが高く、添加物などの懸念もあり、体に悪いのではないかと考える人も多いです。ここでは、みかんの缶詰の体に悪くない食べ方について紹介します。