米ぬかを食べると副作用がある？大丈夫？適量・効果や活用レシピも紹介！

米ぬかは漬物づくりに使うのが一般的ですが、その他の食べ方もあるようです。しかし米ぬかを食べ過ぎると危険との噂もあり、気になる人もいるかもしれません。ここでは米ぬかを食べると副作用があるのか、問題ないのかについて説明します。

米ぬかには健康や美容に効果がある栄養成分が含まれていますが、食べ方には注意が必要です。米ぬかは抗酸化作用が強いとされているものの日ごとに劣化するので、食べ方には配慮が必要です。また米ぬかに含まれる栄養成分の効果を引き出すためにも、適量にとどめる必要があります。

米ぬかを食べると副作用があって危険といわれることにも、れっきとした理由があります。食用の米ぬかであっても副作用の危険がゼロではないので、注意が必要です。ここでは、米ぬかを食べると副作用があるといわれる理由について詳しく説明します。

米ぬかには残留農薬の恐れがあることが、副作用があるとされる理由の1つです。米ぬかは残留農薬が多く蓄積される場所として知られているので、食べ過ぎると健康被害が起こる危険があることは否定できません。しかし日本では残留農薬に関する厳しい基準を設けているので、市販されている米ぬかを食べても、すぐに健康被害が出るとは考えにくいでしょう。

米ぬかに含まれているフィチン酸には、ミネラルと結合して排出させるキレート作用があります。日常生活の中でミネラルが十分に摂取できていない状態で米ぬかを食べ過ぎると、ミネラル不足に陥り、貧血やめまいなどの症状につながる危険性があります。

米ぬかは穀物の中でも消化されにくい部分なので、食べ過ぎると下痢や消化不良の原因となります。特に胃腸が弱い人が米ぬかを食べ過ぎると、症状が起こりやすいです。食物繊維が豊富なので便秘解消のために米ぬかを食べる人も多いですが、食べ過ぎると体調不良の原因となるので気をつけましょう。

米ぬかの食べ過ぎ以外にも、健康や美容の効果を引き出す食べ方の注意点があります。1日の適量を覚えておくと、副作用を発症する危険も軽減できそうです。ここでは食用の米ぬかを食べる際の注意点について、1日の適量とともに説明します。

米ぬかを食べる適量は1日大さじ2杯分である、30g程度が目安とされています。米ぬかを食べ過ぎた結果、フィチン酸のキレート作用によって下痢を発症すると、米ぬかに含まれる栄養が体外に排出される恐れもあります。