レモンバームの効能・効果は?使い方や副作用の注意点など紹介!
【管理栄養士監修】レモンバームの効果・効能を知っていますか?レモンバームは、さまざまな効果や効能を持つハーブの一種です。今回は、レモンバームの効果・効能や摂りすぎによる副作用を紹介します。レモンバームの使い方や使う際の注意点、レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
効果・効能の多いレモンバームですが、摂りすぎてしまうと副作用が出る場合もあるので注意が必要です。ここでは、副作用の例とその注意点をみていきましょう。
レモンバームの副作用の例
以下は、レモンバームによって起こる副作用の例です。
・肌荒れ
・不整脈
・低血圧
・眠気
レモンバームに含まれている「シトラール」という成分は肌に刺激がある成分なので、人によっては炎症を起こす場合があります。特に敏感肌の人は、炎症が起きやすいため注意しましょう。また、レモンバームはまれに不整脈を引き起こす場合があるので、特に心臓などに基礎疾患がある人は気を付けて使用する必要があります。
ほか、レモンバームティーなどの飲みすぎは低血圧や眠気を引き起こす場合もあります。また、レモンバームは妊娠中の悪阻を緩和させる効果もある、妊婦に嬉しい効果を持つハーブの一つです。一方で、子宮の収縮を引き起こして早産や流産を引き起こす可能性もあるので、安易な使用は控えましょう。
レモンバームの使い方は?
ハーブティーや料理の香り付けとして使われることの多いレモンバームですが、意外と知られていない使い方もあるようです。ここでは、実際にどのような使い方があるのかを紹介します。
①ハーブティーにする
レモンバームの使い方の一つは、ハーブの使い方の定番でもあるハーブティーにする方法です。レモンバームティーは生の葉でも乾燥した葉でも作ることができ、ホットでもアイスでも美味しく飲むことができます。レモンバームだけでなく、他のハーブとブレンドしても、より違った香りを楽しむことができるでしょう。
②料理の飾り・香りづけに使う
レモンバームは香りが良いため、料理の飾り付けや香りづけに使うこともできます。料理の上に乗せるなどして見栄えを良くするほか、風味のアクセントに使われることも多いハーブです。お菓子やデザートから肉・魚料理まで多彩なメニューに使うことができるでしょう。
③肉・魚の臭み取りに使う
レモンバームは、肉や魚の臭み取りに活用するのもおすすめです。レモンバームには肉や魚の臭みを消して、素材の旨味を引き出す効果があるので、肉や魚をよりおいしく食べることができるでしょう。他のハーブと一緒に煮込み料理やソテーなどに活用すれば、レモンバーム単体とはまた違った味わいを楽しむことができます。
④入浴剤として使う
レモンバームは、入浴剤として使うことも出来ます。生のレモンバームを湯船に浮かせるだけで、レモンバームの香りが浴室全体に広がってリラックス効果を高めてくれるでしょう。ストレスを感じた日に入浴剤としてレモンバームを使えば、一日のストレスを解消することができます。
竹本友里恵
管理栄養士
レモンバームはフレッシュハーブと乾燥させたドライハーブがあります。使用目的によって選び方が違いますが、フレッシュの方を購入する際は、茎や葉がしっかりしていて、黒い斑点が出ていないかを確認しましょう。またレモンバームは香りが揮発しやすいので、料理に使用する際は加熱しすぎないようにしましょう。スパイシーな料理のアクセントとして使用されますが、一緒に炒めるのではなく、出来上がりの直前に加えたり、サラダとして食べるのがオススメです。ハーブティーを飲むのが苦手な方は、ヘアケアやスキンケア、入浴剤として香りを楽しむ事もできます。
レモンバームの使う際の注意点は?
使い方が豊富なレモンバームですが、その使い方に注意点はあるのでしょうか。ここでは、効果・効能を失わないための注意点を紹介します。