レモンバームの効能・効果は?使い方や副作用の注意点など紹介!
【管理栄養士監修】レモンバームの効果・効能を知っていますか?レモンバームは、さまざまな効果や効能を持つハーブの一種です。今回は、レモンバームの効果・効能や摂りすぎによる副作用を紹介します。レモンバームの使い方や使う際の注意点、レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
レモンバームとは?
レモンバームは、レモンに似た爽やかな香りがすることで知られているハーブの一種です。レモンバームの花にはミスバチがたくさん集まることから、別名メリッサともいわれています。日陰でも栽培することができ初心者でも育てやすいハーブです。
竹本友里恵
管理栄養士
レモンバームはシソ科コウスイハッカ属のハーブで、ミントの一種です。バーム(balm)は芳香の事で、名前の通りレモンに似た香りがしますが、レモンとの関係はありません。この香りは、レモンと共通するシトラールという香気成分で、抗菌・抗臭作用やリラックス効果があります。レモンのような甘さやフレッシュさがあり、風味に関しては、レモンとは関係ないので、酸味はなくまろやかな口当たりで、クセも少ないので料理やデザートに使う事ができます。見た目はミントに似ていて、比較的栽培しやすいハーブなので、家庭菜園などに手軽にチャレンジできる植物です。
(*レモンバームについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
レモンバームの効果・効能は?
レモンバームには、私たちの生活に役立つ様々な効果・効能があるとされています。ここでは、レモンバームにどのような効果・効能があるのか一つずつ紹介していきます。
①抗菌作用
レモンバームには抗菌効果や殺菌作用・抗ウィルス作用があると言われており、食中毒の防止や風邪予防にも効果的です。また、すり潰した生のレモンバームは虫刺されや、口唇ヘルペスにも有効とされています。
②消化の促進効果
レモンバームには消化を促進させる効果があるので、食べ過ぎなどで胃や腸の不快感を感じた時には、食後にレモンバームティーを飲むのが効果的です。また、腸内のガスだまりによるお腹の張りを解消する効果も期待できます。
③整腸作用
レモンバームには整腸作用があると言われており、便秘や下痢などでお腹の調子が優れない時に効果を発揮します。また、腸内環境を整うことで痩せやすくなるので、ダイエット中にも積極的にレモンバームを活用しましょう。
④抗うつ作用
レモンバームは、気分が落ち込んだりやる気がなくなったりする抑うつの症状を和らげ、気分を高揚させてくれます。また、眠気を誘う効果もあるため、不安で眠れない時などには寝る前にレモンバームティーを飲むと良いでしょう。
特に温かいレモンバームティーは、良い香りを感じることができ、体を温めることで気分が落ち着きやすくなるのでおすすめです。
⑤リラックス作用
レモンバームにはリラックス効果があり、そのさわやかな香りがイライラや不安な気持ちを緩和させてくれます。ストレスなどで乱れがちな自律神経のバランスを整えることにも役立つので、香りをかぐことで心身ともに調子を整えることができるでしょう。