サラダチキンのカロリー・糖質は?高タンパク質でダイエット向き?塩分など注意点も紹介!
【管理栄養士監修】サラダチキンのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、サラダチキンのカロリー・糖質量を〈セブンイレブン・ローソン・ファミマ〉など【コンビニ・店別】や【種類別】に比較しながら紹介します。サラダチキンダイエット向きな理由や、ダイエットの方法・やり方に加え、塩分など注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- サラダチキンのカロリー・糖質量は?
- サラダチキン(1個)のカロリー・糖質・タンパク質を商品別に比較
- サラダチキンのカロリー・糖質量を【味の種類】別に比較
- サラダチキンがダイエット向きな理由とは?
- ①良質なタンパク質が豊富
- ②ビタミンB群が豊富
- ③Lカルニチンによる脂肪燃焼
- サラダチキンのダイエット向きのヘルシーな食べ方は?
- ①栄養バランスを考える
- ②添加物に気をつける
- サラダチキンを活用したダイエットの方法・ルール
- ①適度に運動をする
- ②サラダチキン以外の総摂取カロリーも意識する
- ③調理法を工夫する
- ④出来立てのサラダチキンを食べる
- ⑤質の良い睡眠をとる
- サラダチキンを食べる際の注意点
- 塩分の過剰摂取
- サラダチキンのヘルシーなアレンジレシピ
- ①ハーブサラダチキンとトマトのチーズグリル(204kcal)
- ②ほうれん草とサラダチキンの卵みそスープ(193kcal)
- ③塩糀サラダチキンの棒棒鶏(249kcal)
- サラダチキンを活用してダイエット
サラダチキンのカロリー・糖質量は?
プリプリして食べ応えがあるサラダチキンはコンビニで購入できて、ダイエットに適した食材と言われることが多くなりました。今回はまずそのサラダチキンのカロリーや糖質量はどのくらいなのかをみていきましょう。
サラダチキン(1個)のカロリー・糖質・タンパク質を商品別に比較
カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | |
セブンイレブン(110g) | 114kcal | 0g | 24.1g | 1.2-2.5g |
ローソン(115g) | 131kcal | 0.1g | 28.0g | 2.0g |
ファミリーマート(110g) | 111kcal | 0.2g | 23.0g | 2.0g |
イオン(120g) | 125kcal | 0.6g | 26.3g | 1.9g |
ナカノフーズ(100g) | 125kcal | 不明 | 不明 | 不明 |
コストコ(237g) | 258.3kcal | 0.2g | 23.0g | 2.0g |
ライザップ(不明) | 83kcal | 0g | 13.0g | 不明 |
上の表は、各社コンビニエンスストアで販売されていいる、プレーンのサラダチキンの一個あたりのカロリー、糖質、タンパク質、脂質などの栄養素をまとめたものです。この表を見る限り糖質と脂質が少なく、たんぱく質が多いのがわかります。自宅で手軽に、美味しく食べて糖質制限をするのには、最適な食材といえるでしょう。
竹本友里恵
管理栄養士
サラダチキンの原材料である鶏胸肉は、たんぱく質が多いことから腹持ちが良く、糖質がほとんど含まれていないので、ダイエットにはオススメです。たんぱく質は摂取エネルギーの約30%がエネルギーに換わります。糖質の約5%、脂肪の約4%に比べて、エネルギーに換わる率が高いので、たんぱく質が多い食事を摂ると体温が上がり、血液の流れがよくなるので血圧が下がります。鶏胸肉は人間が体内で作ることのできない必須アミノ酸がバランスよく含まれており、特に脂肪肝の予防やアレルギー炎症を抑制する効果が期待できるメチオニンが豊富です。鶏の皮、皮と身の間には脂質があるので、気なる人は取り除いてから調理するとヘルシーに仕上がるのでおすすめです。
サラダチキンのカロリー・糖質量を【味の種類】別に比較
カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | |
サラダチキン(プレーン) | 112.7kcal | 1.2g | 25.0g | 0.9g |
サラダチキン(ハーブ) | 124.2kcal | 0.3g | 26.7g | 1.7g |
サラダチキン(カレー) | 116kcal | 0.9g | 24.9g | 1.4g |
サラダチキン(スモーク) | 132.3kcal | 1.5g | 23.4g | 2.1g |
サラダチキン(柚子胡椒) | 106kcal | 0.7g | 23.1g | 1.2g |
こちらはサラダチキンのカロリー、糖質、タンパク質、脂質を味付けなどの種類別に比較したものです。カレー味や柚子胡椒味など、種類によってカロリーや糖質に違いが出るのがわかります。新商品として違う味付けのものが出た時、食品表示欄をしっかり確認するなどして、カロリーや糖質、塩分に関して十分に確認してください。
サラダチキンがダイエット向きな理由とは?
サラダチキンがなぜダイエットに向いているのかというと、上の表でもわかるように糖質はとても少なくて、他の栄養素はバランスよく取れカロリーもさほど高くはありあせん。ここではサラダチキンの栄養素について、具体的に見ていきましょう。
①良質なタンパク質が豊富
サラダチキンは鶏胸肉で作られているため、良質なタンパク質を含んでいるほか糖質も少なく、運動や筋トレで効果を上げたい方から根強い人気を得ています。糖質制限ダイエットで有名なライザップもコンビニでサラダチキンを売り始めるほどです。
ライザップでは十分な運動もしますが、それだけで引き締まった身体を手に入れる事は難しく、運動と並行して糖質制限を中心とした食事の制限で代謝を促進しています。良質なタンパク質が筋肉量を高めることで結果的に基礎代謝を上げ、太りにくい身体になるという好循環が生まれます。(※1)
②ビタミンB群が豊富
サラダチキンはカロリーの消費に関わるビタミンB群が豊富で、痩せやすい身体づくりの基礎となります。特にビタミンB6が豊富で、タンパク質をしっかりアミノ酸に分解し、食べたものが効率よく生命維持に使われるようになります。その他にも筋肉や血液づくりのサポートに役立ち、自己免疫力の向上にも繋がる、健康の土台となる栄養素です。
また近年、美容効果で話題のナイアシンも豊富で、糖質や脂質の代謝に関わっています。このナイアシンはビタミンB3とも呼ばれ、太る体質にならないために欠かせない栄養素ですが、皮膚の粘膜を正常に保つ働きもあります。(※2)
③Lカルニチンによる脂肪燃焼
またサラダチキンの中にはL-カルニチンという栄養素も豊富に含まれており脂質が筋肉内でエネルギーとして使われる時に役立っています。L-カルニチンを十分補給すれば筋肉内で脂肪がより多く消費され、体脂肪の減少や代謝の促進につながるでしょう。
しかし、L-カルニチンは体内合成もでき、もし外から入ると体内合成量が自然と減る仕組みがあります。一概にダイエットに繋がるかについては少し疑問が残りますが、体内合成量が著しく減ってしまっている場合には効果的でしょう。
竹本友里恵
管理栄養士
鶏肉でオススメの食べ合わせ食材は、大豆製品とゴボウです。大豆製品を一緒に食べると、鶏肉に含まれるメチオニンというアミノ酸の消化を大豆のビタミンB6が助けてくれます。ゴボウは強い抗酸化力を持ち、肌の張りを保ち、炎症を抑え風邪・肌荒れ予防効果があるタンニンが多いです。またイヌリンという水溶性食物繊維は、便や排泄物が腸内にとどまっている時間を短くし排泄を促進する肥満・便秘予防効果がります。鶏胸肉にはアルコールの分解を促進する、ナイアシンという成分も多いので、お酒を飲む機会が多い人は、特に鶏胸肉の部分を摂取するよう意識するようにしましょう。