おでんダイエットに向き・不向きな具材とは？痩せるやり方を体験談とともに紹介！

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を豊富に含む昆布は、おでんの出汁として欠かせない具材である一方で、ダイエットにも役立ちます。昆布に含まれる水溶性食物繊維は、腸内での糖質や脂質の吸収速度を低下させる効果があるので、糖質や脂質が多い具材を一緒に食べる場合にもおすすめです。

さらに、水溶性食物繊維は腸内で善玉菌が増やして腸内環境を整えることにも役立ちます。昆布には、腸を刺激して便通を促進する不溶性食物繊維も含まれているため、食べることでスムーズなお通じを手に入れることができるでしょう。（※2）

おでんダイエットをするときは、おでんの卵も積極的に選ぶようにしましょう。卵はさまざまなビタミン・ミネラルのほか、タンパク質も豊富に含んでいるため、代謝を上げて痩せやすい体を作ることに役立ちます。また、卵は消化スピードが遅い分腹持ちが良く、他の食事の食べ過ぎを防ぐことができます。（※3）

コンビニのおでんで見かけることが多いロールキャベツも、ダイエット向きの具材の一つです。お肉をキャベツで包んで作るロールキャベツは、野菜と肉を一度に摂取できるため、栄養バランスが良いだけでなく満足感も高まります。また、おでんは野菜の具材が少ないため、ロールキャベツを選ぶことで、栄養バランスを良くすることができるでしょう。

おでんの出汁がしっかりとしみ込んだ大根も、ダイエット中は積極的に食べたい具材です。大根は元々水分が多い上に、おでんの出汁も吸収するため、満腹感を感じやすいのがメリットです。おでんを食べる時は最初に大根を食べておくことで、食べ過ぎを防ぐこともできるでしょう。さらに食物繊維も豊富なので、便秘の解消にも役立ちます。（※2）

おでんの具材の中でもこんにゃくや昆布・卵などは、ダイエット中に積極的に取り入れたい具材ですが、逆にダイエット中はなるべく避けたほうが良い具材もあります。ここでは、ダイエットに不向きな具材の種類や、不向きな理由を解説しましょう。

おでんの具材のうち、はんぺんやちくわ・さつま揚げなどの練り物系は、食感を良くする目的で山芋を使用したり味付けに砂糖を使用したりするのが特徴です。そのため、糖質量が高くカロリーも高めなので、ダイエット中はなるべく控えたほうが良いでしょう。

さらに、さつま揚げのように油で揚げて加工した具材は、脂質量も多くカロリーも一層高くなるので注意が必要です。

油揚げで餅を包んだ餅入り巾着は、餅の食感を楽しめるおいしい具材の一つですが、ダイエット中はなるべく控えたほうが無難です。餅が入っているため糖質量が非常に高く、カロリーも高めなので、食べ過ぎれば太ってしまう場合もあるかもしれません。どうしても食べたい場合は、他の具材を減らしたり、おでんと一緒にご飯を食べないなどの工夫が必要です。

関東地方では定番の具材として親しまれているちくわぶも、ダイエットには不向きな具材です。小麦粉・水・塩を原料としているちくわぶは、数ある具材の中でも糖質量が非常に高い上に、糖質以外の栄養素がほとんど含まれません。さらに腹持ちも悪いので、食べた後すぐにお腹が空いて、他の食べ物を食べてしまう可能性もあるでしょう。

おでんを活用してダイエットをしようと思っている方は、具材をどう選ぶのかを知っておきたい場合もあるかもしれません。具材の組み合わせ次第で、よりダイエット効果は高まるので、ダイエット向きの組み合わせや実践のポイントを理解しておきましょう。