体にいい油ランキング7選!種類・おすすめ商品別に健康効果を促進させる方法も!
体にいい油のランキングを知っていますか?今回は、〈食用油〉を含む体・健康にいい油のランキングを紹介します。体にいい油の特徴をはじめ、〈揚げ物〉などにも使える加熱用の油や、酸化しにくい油も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 体にいい油の特徴は?
- ①不飽和脂肪酸を含む
- ②オメガ3を多く含む
- ③オメガ6を含まない
- ④オレイン酸を多く含む
- 体にいい油ランキング5選!【種類別】
- 5位:ごま油
- 4位:カメリナオイル
- 3位:オリーブオイル
- 2位:えごま油
- 1位:亜麻仁油
- 体にいい油ランキング7選!【おすすめ商品】
- 7位:有機麻の実油 ヘンプシードオイル 230g(1944円)
- 6位:三和油脂 まいにちのこめ油 1500g(1322円)
- 5位:BOSCO エキストラバージンオリーブオイル 228g(637円)
- 4位:九鬼 太白純正胡麻油 600g(1280円)
- 3位:創健社 カメリナオイル 170g(1797円)
- 2位:紅花食品 荏胡麻油 170g(1399円)
- 1位:紅花食品 有機亜麻仁油 170g(1777円)
- 体にいい油の健康効果を促進させるには?
- ①ドレッシング代わりに使う
- ②煮物・焼き物・蒸し物に使う
- 体に悪い油の特徴も知っておこう
- 体に悪い油の特徴
- 体にいい油ランキングを知っておこう
体にいい油の特徴は?
油にはサラダ油やオリーブオイルなど様々な種類がありますが、その中でも体にいい油とはどのようなものを指すのでしょうか。今回は体にいい油の特徴について、項目別に詳しく説明します。
①不飽和脂肪酸を含む
体にいい油の特徴のひとつとして、不飽和脂肪酸が多いものが挙げられます。不飽和脂肪酸とは魚や植物に多く含まれる油のことで、主に常温で液状であることが特徴のひとつです。不飽和脂肪酸のなかには体内で合成できない必須脂肪酸も含まれているため、食品から摂取する必要があります。
②オメガ3を多く含む
オメガ3とは不飽和脂肪酸の種類を示すもので、α-リノレン酸やDHA、EPAなどを指します。α-リノレン酸はえごま油や亜麻仁油など植物性の油に多く含まれ、DHAやEPAは主に魚の油に多く含まれているものです。
オメガ3系脂肪酸は悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしたり、がんや心疾患のリスクを下げたりする効果が期待できる成分であるため、積極的に摂取したい油のひとつとなっています。
③オメガ6を含まない
オメガ6も不飽和脂肪酸の一種で、代表的なものとしてはリノール酸やアラキドン酸などが挙げられます。オメガ6系脂肪酸は大豆油やコーン油などに多く含まれており、本来はコレステロール値を下げるなど体にいい油となります。
ただし、現代ではオメガ6系脂肪酸を摂りすぎる傾向があるため、体にいい油としてはオメガ6を含まないものや少ないものを選択するのが理想的です。
④オレイン酸を多く含む
オレイン酸はオリーブオイルやなたね油など植物性の油に特に多く含まれている不飽和脂肪酸で、オメガ9系脂肪酸の一種です。オレイン酸には悪玉コレステロールを減らし、心疾患を予防する効果が期待できると言われています。オレイン酸は必須脂肪酸ではなく、体内でも作れる脂肪酸ですが、積極的に取り入れることで体にいい効果が期待できると言えるでしょう。
体にいい油ランキング5選!【種類別】
どのような油が体にいい油なのか理解できたところで、体にいい油を種類別のランキング形式で紹介します。健康への効果を期待して油を選ぶ際の参考にしてください。
5位:ごま油
・価格帯: 90円 ~ 320円(100gあたり)
ごま油にはオレイン酸が約40%含まれており、悪玉コレステロールを下げる効果などが期待できます。オレイン酸は酸化しにくい成分であるため、サラダ油と同じように揚げ油として使用することも可能です。ただし、摂りすぎに注意したいオメガ6系のリノール酸も約40%含まれているため、摂取量には注意が必要となります。
4位:カメリナオイル
・価格帯: 590円 ~ 940円(100gあたり)
カメリナオイルにはオメガ3、オメガ6、オメガ9が2:1:2の比率で含まれており、体にいい油として今話題となっています。カメリナオイルは酸化しにくいため加熱用としても使用可能なほか、強い抗酸化作用を持つビタミンEも豊富に含まれている点が特徴です。まだ販売店舗が少ないため、入手しにくいのがデメリットのひとつと言えるでしょう。
3位:オリーブオイル
・価格帯: 150円 ~ 730円(100gあたり)
オリーブオイルにはオレイン酸が約80%含まれており、悪玉コレステロールを減らす効果などが期待できます。また、腸の蠕動運動を助ける働きもあるため、便秘改善にも有効です。オリーブオイルはスーパーにも様々な種類が並んでいますが、オレイン酸による健康効果を期待したい人は、オレイン酸の含有量が多いエキストラバージンオイルの選択がおすすめです。
2位:えごま油
・価格帯: 420円 ~ 670円(100gあたり)
えごま油はえごまから摂れる植物油で、構成成分はα-リノレン酸が約60%、オレイン酸が約20%となっています。血液の流れをスムーズにしたり、心疾患を予防したりする健康効果が期待できるとして、数年前から話題の油のひとつです。えごま油は酸化しやすいため、開封後はできるだけ早めに使い切るほか、冷暗所で保存するなどの工夫が必要となります。
1位:亜麻仁油
・価格帯: 380円 ~ 780円(100gあたり)
亜麻仁油は亜麻の種から摂れる油で、体にいいとされるα-リノレン酸が約60%、オレイン酸が約20%含まれています。酸化しやすいため生のまま摂取する必要がありますが、ビタミンEなど美容効果も期待できる成分が入っているため、健康だけでなく美容効果も期待したい人には特におすすめです。
体にいい油ランキング7選!【おすすめ商品】
ここまで体にいい油の種類について紹介しましたが、ここでは実際の商品を挙げながら、おすすめの油について7種類紹介します。
7位:有機麻の実油 ヘンプシードオイル 230g(1944円)
健康効果が期待できる体にいい油としては、麻の実から圧搾したヘンプシードオイルもおすすめです。α-リノレン酸とリノール酸がバランスよく含まれているほか、美容と健康に効果的とされるガンマリノレン酸も含まれている希少な油となっています。入手しにくい点がデメリットですが、これから徐々に市場に広がっていくことが期待されます。
6位:三和油脂 まいにちのこめ油 1500g(1322円)
こめ油は米ぬかを原材料としており、スーパーで買える安全な油としてもおすすめのひとつです。成分としてはオレイン酸が約40%含まれているほか、米ぬか特有の成分であるγ-オリザノールには自律神経を整える効果もあると言われています。軽い味わいのため、サラダ油代わりに天ぷら油や唐揚げ油にも使用できる体にいい油です。
5位:BOSCO エキストラバージンオリーブオイル 228g(637円)
オリーブオイルは様々な種類が販売されていますが、BOSCOのオリーブオイルは手頃な価格でありながら、香り高い味わいが楽しめる商品となっています。オリーブオイルは加熱用としても使用可能ですが、エキストラバージンの香りを生かすには非加熱調理がおすすめです。
4位:九鬼 太白純正胡麻油 600g(1280円)
ごま油にはオレイン酸やリノール酸が含まれているほか、ゴマリグナンというごま特有の成分も含まれているため、高い健康効果が期待できます。そのなかでもこの太白胡麻油は香りや味にクセがないため、炒め物や揚げ物をはじめ、お菓子作りにも使えると人気の1品です。
3位:創健社 カメリナオイル 170g(1797円)
カメリナオイルはまだあまり市場に出回っていないものの、体にいい油の成分がバランスよく含まれているとして今注目を集めています。クセもなく、加熱調理もできる油であるため、様々な料理に活用できる次世代の健康油と言えるでしょう。
2位:紅花食品 荏胡麻油 170g(1399円)
えごま油は酸化しやすい特徴がありますが、紅花食品の荏胡麻は遮光ビンに入っているため、酸化を抑えやすく工夫されています。一般的な油と比較すると価格は高いですが、人気番組である世界一受けたい授業でも紹介され、現在は多くのスーパーで入手することが可能です。
1位:紅花食品 有機亜麻仁油 170g(1777円)
亜麻仁油にはオメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富に含まれているため、健康を意識する人には特に積極的に取り入れてほしい1品です。紅花食品の亜麻仁油は有機栽培の亜麻の種だけを絞っているため、添加物や成分を気にする人でも安心して取り入れることができます。
体にいい油の健康効果を促進させるには?
体にいい油には様々な健康効果が期待できますが、その効果をさらに促進させるためにはどのような使い方があるのでしょうか。ここでは体にいい油のより効果的な使い方について説明するので、参考にしてください。
①ドレッシング代わりに使う
体にいい油とされるオメガ3を多く含む油は特に酸化しやすいものが多いため、加熱せずに使用することが健康効果を高めるポイントです。亜麻仁油やえごま油はそのままドレッシング代わりに使うようにすると、油の酸化が防げるため、油そのものの健康効果がしっかり期待できると言えるでしょう。
また、人参やブロッコリーなどの緑黄色野菜に特に多く含まれるβカロテンは脂溶性ビタミンとなるため、油と一緒に摂取することでその吸収率を高めることができます。つまり、緑黄色野菜のドレッシングとして体にいい油をかけると、βカロテンとα-リノレン酸などの良い成分がどちらも効率よく摂取できると言うことになるのです。
②煮物・焼き物・蒸し物に使う
いくら体にいい油でも油自体は高カロリーとなるため、いずれも摂りすぎには注意が必要です。揚げ物や炒め物は油の摂取量が多くなりやすいため、少ない油で調理できる煮物や焼き物、蒸し物にいい油を使用するのが健康効果を高めるための工夫のひとつとなります。
食材をあらかじめ下茹でする、電子レンジで加熱するといった下準備をすると調理時間が短くなるため、油の酸化も防ぎやすく健康効果を高めることができるでしょう。
体に悪い油の特徴も知っておこう
ここまで体にいい油について紹介しましたが、体に悪い油の特徴も知っておきましょう。
体に悪い油の特徴
体に悪い油の特徴としては、下記のようなポイントが挙げられます。
・トランス脂肪酸を多く含むもの
・酸化した油
・リノール酸を多く含むもの
・飽和脂肪酸を多く含むもの
トランス脂肪酸はマーガリンやサラダ油、カレールーなどに多く含まれており、体に様々な悪影響を及ぼす悪い油です。心疾患やガンのリスクを増やすほか、肌の老化を促進するなどの影響があると言われています。酸化した油も同様に様々な疾患へのリスクを増大させるほか、肌トラブルの原因にもなるため、摂取はできるだけ控えたい油のひとつと言えるでしょう。
ごま油などに多く含まれているリノール酸は本来体にいい油であるものの、過剰摂取になると善玉コレステロールを減らすなど動脈硬化の原因に繋がるため、摂取量には注意が必要です。飽和脂肪酸は肉や乳製品等に多く含まれますが、摂りすぎになると血中脂質の増加から生活習慣病へのリスクを高める危険性などがあるため、摂取量は多くならないよう注意しましょう。
(*体に悪い油のランキングについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
体にいい油ランキングを知っておこう
油には様々な種類がありますが、不飽和脂肪酸であるオメガ3やオレイン酸を多く含む油が体にいい油であることがわかりました。今回紹介した体にいい油のおすすめランキングやおすすめ商品も参考にしながら、健康に繋がる体にいい油を選んでみてください。