豚汁ダイエットは効果ある?やり方は?痩せた口コミや献立・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】豚汁ダイエットを知っていますか?本当に効果はあるのでしょうか?今回は、豚汁ダイエットの効果効能や具材のおすすめ、やり方のポイントなどを口コミ調査とともに紹介します。豚汁ダイエットの注意点や献立・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 豚汁ダイエットとは?痩せる?
- 豚汁のカロリー・糖質から見てみよう
- 豚汁がダイエット向きな理由とは?
- ①新陳代謝を上げる
- ②満足感がある
- ③飽きにくい
- 豚汁の具材別の栄養素と効能は?ダイエット効果あり?
- ①こんにゃく
- ②里芋
- ③キノコ類
- ④ネギ
- ⑤七味
- 豚汁ダイエットのやり方は?
- 豚汁を朝に食べる
- プラスで豚汁を追加する
- 豚汁ダイエットの効果はいつからある?ない?【口コミ調査】
- 豚汁ダイエットで痩せた人の口コミ
- 豚汁ダイエットの効果がない人の口コミ
- 豚汁ダイエットを行う際の注意点
- ①糖質が高い芋類などは避ける
- ②具材を炒める際に油を使わない
- ③毎日続ける
- ④よく噛んで食べる
- 豚汁の献立・レシピのおすすめ
- ①ダイエット向け豚汁
- ②根菜たっぷりショウガ入り豚汁
- ③粕汁風そぼろ豚汁
- 豚汁ダイエットで痩せよう
豚汁の栄養素や効能を具材別に紹介します。豚汁に使われる食材はダイエット効果があるのでしょうか。
①こんにゃく
豚汁の具材で使われるこんにゃくには、食物繊維のグルコマンナンが含まれており、消化酵素で分解されずに腸に入って水を吸って膨らみます。これによって便が柔らかくなり、便秘解消効果が期待できます。便秘解消することで下腹痩せを期待できるためダイエットに効果的です。
②里芋
里芋には独特のぬめりがありますが、このぬめりの正体はガラクタンと呼ばれる糖質とタンパク質で、これには血中のコレステロール値を下げる作用があります。コレステロール値が下がることで血流が改善し、代謝が活発になって痩せやすくなります。また、食物繊維も豊富なため、便秘解消効果もあります。(※4)
③キノコ類
キノコ類は、食物繊維が豊富で腸内環境を整えられるほか、低カロリー低糖質なためダイエットに最適な食材です。また、美肌に効果があるビタミンB群やミネラルも豊富です。さらに、キノコに含まれるβグルカンは免疫を高めてくれるため、病気にもなりにくくなります。キノコの種類によって栄養素が違うので、様々な種類を豚汁に入れるのもおすすめです。(※5)
④ネギ
ネギに含まれるアイリンには疲労回復や血流改善効果があり、血流が良くなると体全体に栄養素が行き届きやすくなります。アイリンは体内で分解されてアリシンとなり、活性酸素を抑えてアンチエイジングにも効果的です。また、ネギの白い部分に含まれるフルクタンには脂肪燃焼効果があると言われているためダイエットに効果的です。(※6)
⑤七味
豚汁にかけることが多い七味唐辛子の辛みの素となっているのはカプサイシンです。カプサイシンには代謝を良くして体を温めたり、抗酸化作用によって肌をきれいにしたり、血行を促進してむくみをとったりといった効果があります。代謝が良くなれば脂肪を燃焼させやすくなり、ダイエットに効果的です。(※7)
竹本友里恵
管理栄養士
豚汁に使用される味噌は大豆から作られており、腸内環境を整えたり、便秘を解消する働きがある大豆ペプチドが含まれています。味噌は約10〜13%の塩分を含んでいるため塩分濃度は高めですが、お湯に溶かせば1杯当たり1g程度になるので気にする心配はあまりありません。摂取した塩分(ナトリウム)を排出してくれるカリウムを多く含む、里芋や大根・海藻類を具材にし、納豆やバナナを一緒に食べれば、むくみの改善や血圧低下作用が期待できます。
豚汁ダイエットのやり方は?
豚汁はダイエット向けの食べ物ですが、どんなやり方でダイエットに取り入れるのでしょうか。具体的な豚汁ダイエットの方法を紹介します。
豚汁を朝に食べる
朝ごはんを豚汁のみにすることでダイエット効果を得られます。ごはんやパンは糖質とカロリーが両方高く、それらを豚汁に換えてしまうことで糖質とカロリーの差の分痩せられます。また、豚汁に使われる具材は食物繊維をはじめとする栄養素が大量に含まれるので腹持ちが良く栄養価が高く、冷えた体を温める効果があるため、ダイエットにも健康にもよいですね。
プラスで豚汁を追加する
外食の時、豚汁を追加することで満足感が得られ、そのほかのカロリーをおさえられるのでおすすめです。大手牛丼チェーンや定食チェーンのほとんどでメニューに豚汁があり、お店ごとに具材も違うのもおもしろいです。ダイエット中には具材たっぷりの豚汁でおなかを満たし、ごはんや揚げ物などは控えめにするとよいでしょう。