そうめんは太る?糖質高めでダイエットに不向き?太りにくい食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】そうめんは太るのでしょうか?カロリー・糖質が高いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?今回は、そうめんを食べて太る理由や太りにくい食べ方など紹介します。そうめんのダイエット向きレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①よく噛んで食べる
ついつい勢いよくすすりながら食べてしまうそうめんですが、意識しながらしっかりと噛んで食べると満腹中枢が刺激されて満腹感を感じやすくなり、食べすぎ防止につながります。また、既定の茹で時間より少し短めに茹でて硬めに仕上げたり、水でしっかりとしめることで噛み応えのある食感に仕上げることができます。(※2、9)
柳田ゆい
管理栄養士
満腹中枢が刺激され、満腹感を感じるまでには15〜30分かかると言われています。 よく噛まずに早食いすると、満腹中枢が刺激される前に食べ過ぎてしまい、太りやすくなってしまうのです。
②ダイエット効果がある薬味を入れる
そうめんに良く合うダイエット効果の高い、おすすめの薬味を紹介します。是非そうめんにプラスして食べるようにしてください。
■しょうが
しょうがに含まれるジンゲロールとショウガオールは胃酸の分泌を促進し、体の中で食物を消化・吸収する手助けをしたり、代謝を高める効果があります。その他にもコレステロール低下作用や脂肪燃焼作用もありダイエットにぴったりです。
■ねぎ
ねぎのにおいのもとである硫化アリルはアリシンという物質に変化し、糖質の代謝に必要なビタミンB1の吸収率を高めてくれます。水溶性で加熱にも弱いので薬味として使用する際は水にさらしすぎず、できる限り生で食べるようにしてください。(※6)
■かつおぶし
かつおぶしのうま味成分であるイノシン酸は新陳代謝を活発にしてくれます。また、そうめんを食べるときに不足しがちなたんぱく質を補ってくれます。
■オクラ
オクラのねばねば成分であるムチンは体の粘膜を保護し糖質の吸収を抑えててくれます。また、水溶性食物繊維が豊富なので便秘改善にも効果的です。(※7)
■大根おろし
大根に含まれるジアスターゼ(アミラーゼ)は糖質の消化・分解を手助けしてくれます。また、ビタミンCが豊富なので美肌効果もあります。(※8)
糖質の多いそうめんを食べるときは気を付けないと栄養バランスが悪い食事になりやすいです。おかずを作る時間がない場合は薬味を工夫し、より多くの栄養素を摂る意識をしましょう。
柳田ゆい
管理栄養士
そうめん単品だとどうしても炭水化物に偏ってしまうので、上記のような薬味や野菜、たんぱく質のおかずなどを組み合わせて、そうめん単品にならないように意識しましょう。
そうめんのダイエット向けレシピ
そうめんでダイエットをするにはレシピの工夫が必要です。低カロリーでダイエットに効果的なおすすめレシピを紹介します。
①冷しゃぶのごまダレそうめん
ビタミンBが豊富な豚肉と吸収率を高めてくれるねぎの組み合わせがそうめんの糖質を体に蓄積しづらくしてくれます。冷しゃぶにすることで豚肉の脂も気になりません。
②冷や汁のそうめん
しょうがのパワーで脂肪燃焼が期待できるそうめんレシピです。鯖缶で手軽にたんぱく質も補給できます。
③梅とかつおぶしのそうめん
作るのが面倒だけどダイエットしたいという人におすすめです。シンプルでおいしい低カロリーレシピで、栄養バランスもいいです。