生にんにくは危険?食べ方の注意点や加熱時との違いを比較して紹介!

【管理栄養士監修】にんにくは生で食べていいのでしょうか?にんにくは調理して食べることもありますが、生でも食べる時もあります。今回は、生にんにくが体に与える良い・悪い影響をそれぞれ紹介します。にんにくの生・加熱の違いや食べる際の注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

専門家監修 |管理栄養士・栄養士 管理栄養士トントン
Twitter Ameba Youtube
管理栄養士専攻の大学卒業後、地域密着型ドラッグストアへ就職。 管理栄養士と就職後に取得した医薬品登録販売者の資格を生かし、栄養学だけでなく、...
Twitter Ameba Youtube
管理栄養士専攻の大学卒業後、地域密着型ドラッグストアへ就職。 管理栄養士と就職後に取得した医薬品登録販売者の資格を生かし、栄養学だけでなく、日常でも使える養生法を組み合わせた接客で多くのお客様のお悩みを解決中です。Twitterやアメブロでもお悩み毎にアドバイスや情報を公開中ですので見てみてください!

目次

  1. 生にんにくは体に良い?悪い?
  2. 生にんにくの良い効果
  3. 生にんにくの悪影響
  4. にんにくの生と加熱時の違いは?
  5. 効能が変わる
  6. 生にんにくを食べ方の注意点は?
  7. ①1日の適量を超えて食べ過ぎない
  8. ②お腹が減った状態で食べない
  9. ③牛乳・ヨーグルトなど乳製品と一緒に食べる
  10. 生にんにくを食べる際は注意しよう

生にんにくは体に良い?悪い?

にんにくといえば、栄養満点の食材というイメージがあります。実際、スタミナ料理などによく使われている食材です。このにんにくですが、たいていは加熱して調理して食べますが、にんにくを生のまま食べることもあります。生でにんにくを食べる時のメリット、デメリットを見ていきましょう。

生にんにくの良い効果

生にんにくには、以下のような良い効果が期待できます。

・疲労回復
・抗菌、殺菌、解毒作用
・血栓の予防
・冷えの改善
・免疫力の向上
・美肌、アンチエイジング


スタミナ料理などに使われるように、疲労回復の効果も期待できますが、それ以外にも殺菌作用や免疫力の向上、冷えの改善といった健康への効果や、美肌やアンチエイジングといった美容への効果も期待できます。

(*にんにくの効果・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

にんにくの栄養・健康効果は?生と加熱調理で効能が変わるって本当?

生にんにくの悪影響

生にんにくは上で挙げたように、いろんな効能が期待できるのですが、生で食べることで起こる悪影響もあります。

・胃痛
・腹痛、下痢
・血が止まりにくくなる
・口臭や体臭がきつくなる

にんにくを食べると口が臭くなるのは有名ですが、生の場合、加熱したにんにくに比べて口臭が発生しやすくなります。にんにくによる口臭は、アリシンという成分が原因です。また、生で食べるとアリシンの影響が強くなるため、臭いだけでなく殺菌効果も強く出てしまい胃腸が荒れたり腹痛の原因にもなってしまいます。

管理栄養士トントン

管理栄養士

ニンニクの取り過ぎが原因で、貧血になる人が意外と多いです。鉄分摂って、動物性タンパク質も摂って、色々と貧血対策をしているのに、3ヶ月経っても改善が見られない人は、何かマイナスになる食材を摂っていないか探してみてください。

(*にんにくの悪影響について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

にんにくの食べ過ぎで下痢・腹痛になる原因は?適量や対処法・予防策も紹介!

にんにくの生と加熱時の違いは?

それでは、にんにくを生で食べた場合と加熱して食べた場合にどの様な違いが出てくるかを見ていきましょう。

効能が変わる

生と加熱時の一番の違いは、効能が変化するという点です。生のにんにくにはアリシンという成分が含まれていますが、アリシンは加熱するとアホエンという成分に変わります。

アリシンは、殺菌、抗菌作用があるのですが、アホエンは抗がん作用が期待できる成分です。このように加熱することで効能が変わるので、どちらの効能を期待するかで調理方法を変えるのも良いでしょう。

生にんにくを食べ方の注意点は?

生にんにくはいろいろな栄養分や効能が期待できますが、生で食べることで悪影響もあります。特に胃腸への影響が大きいですので、身体に悪い影響が出ず、にんにくを美味しく愉しむための注意点を紹介します。

①1日の適量を超えて食べ過ぎない

にんにくを食べる時にまず注意したいのが、1日の摂取量です。適量であれば問題はありませんが、あまりに多く食べてしまうと副作用が出てしまいます。生にんにくは殺菌作用が強いため、食べ過ぎると胃腸が荒れてしまったり、最悪の場合は腸内細菌が死亡してしまうこともあります。

にんにくの1日の摂取量の目安は、生の場合は1日に1片、加熱した場合は2~3片となっています。この摂取量はあくまで目安なので個人差がありますので、摂取量の範囲内であっても、腹痛などが起こるのでしたら食べる量を減らすなどしてください。

②お腹が減った状態で食べない

空腹時など胃の中が空の状態で生のにんにくを食べるのも避けましょう。にんにくの殺菌作用が直接胃の粘膜を刺激するため、激しい胃痛になる場合があります。また、腸管を刺激してしまいますので、便意があっても便が出ないという症状が出る場合もあります。

③牛乳・ヨーグルトなど乳製品と一緒に食べる

生のままでにんにくを食べる時は、牛乳やヨーグルトといった乳製品と食べるのもいいでしょう。乳製品にはタンパク質が多く含まれますが、このタンパク質がにんにくの主成分のアリシンを包み込んでくれます。そのため、アリシンの影響の臭いや殺菌作用などの影響を減らすことができます。

管理栄養士トントン

管理栄養士

牛乳やヨーグルトはニンニクよりも先に摂取する事がポイントです。先に摂取する事で、あとから入って来たニンニクへの対応の準備ができます。一緒のタイミングでも良いですが、ニンニクと牛乳やヨーグルトでは、風味や味が少し合わないですよね。

(*牛乳・ヨーグルトなどはにんにくを食べた後の臭いを消すのにも有効です。臭いの消し方についても詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

にんにくの臭いの消し方15選!食事前・最中・後にできる対策を紹介!

生にんにくを食べる際は注意しよう

にんにくはいろいろな栄養分や効能があり、健康増進が期待できる食材です。ただし、生のまま食べるとその成分が強すぎるため胃腸が荒れてしまい、胃痛を起こしたり、腸内細菌を死滅させてしまうなどの悪影響もあります。適量を守って正しく食べることで、悪影響をなくしてにんにくの効果を効率的に得るようにしましょう。

関連する記事