焼肉は太るは嘘?太らない理由は?ダイエット向きの食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】焼肉を食べると太るのでしょうか?今回は、焼肉を食べて太る原因の他に、ダイエット向きの食べ方・メニューのおすすめも紹介します。ダイエット中でも安心して食べられる、焼肉にあるダイエット効果も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
焼肉は高カロリーなため、ダイエット中は、なるべく食べないようにしている人も多いですが、実はダイエット効果も見込める食べ物と言われています。その理由について、詳しく紹介しましょう。
①基礎代謝を上げる
焼肉には筋肉の元となるタンパク質が豊富に含まれています。筋肉量が増えれば基礎代謝が上がり、痩せやすく太らない体を作ってくれます。タンパク質はダイエット中でも積極的に取ることを勧められ、焼肉はタンパク質が豊富なのでダイエット効果があると言えます。
②脂肪を燃やす
肉の部位の中で赤身には、脂質の代謝を促してくれるLカルニチンが含まれています。また、肉全般に含まれるビタミンB群には脂質だけでなく、糖質やタンパク質の代謝を促してくれる効能がある嬉しい栄養素です。
③糖質が少ない
焼肉の特徴の一つが、脂質とタンパク質が多くても糖質量が少ないことがあげられます。そのため血糖値が上がりづらく、体脂肪を蓄積しません。ご飯などを控えれば、糖質制限ダイエットにも使えます。
焼肉のダイエット向きの食べ方・頼み方は?
焼肉は高カロリーなので、太らないためには食べ方に注意が必要です。そこで、焼肉のダイエット向けの食べ方について説明します。
①野菜から食べる
野菜は食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を穏やかにしたり、糖質や脂質が体に吸収されるのを抑える作用があります。焼肉屋さんには焼き野菜の盛り合わせや、サラダなどのメニューが必ずと言っていいほどあるので、まずは野菜を食べてから焼肉を食べるようにしましょう。(※4)
②脂身の少ない部位の肉を食べる
カルビやハラミなどと言った部位は、脂質が高く、100gあたりのカロリーも300kcalを超えます。糖質が低いとは言え、高カロリーで脂の多い部位の肉をたくさん食べると太ります。太らないためにはタンやロース、レバーなどのタンパク質が豊富で、脂質の少ない部位を中心に食べましょう。
特にロースなどの赤身肉には、脂質の代謝を促してくれるLカルニチンを多く含むのでおすすめです。(※7)
③よく焼いて食べる
焼肉屋さんでは網の上に肉を乗せて焼きますが、これによって脂が落ち、かなりカロリーダウンになります。したがって、焼肉の食べて太らないためには、肉をよく焼くことも有効です。また、正肉に比べてホルモンは低カロリーな部位が多く、それをよく焼くことでさらにカロリーダウンさせることができます。
④タレの代わりに塩胡椒にする
カロリー | |
タレ | 32kcal |
塩胡椒 | 36kcal |
塩 | 0kcal |
焼肉のタレには塩分と糖分がかなり含まれるので、ダイエット中は摂取カロリーを減らすため、タレではなく塩胡椒、レモン汁などで食べることをおすすめします。上の表を見ると、タレと塩胡椒のカロリーはほとんど変わりません。
しかし、塩胡椒はタレと同じ分量焼肉につけて食べることは無いので、カロリーダウンになります。また、胡椒を除き、塩だけで食べるとゼロカロリーなので、できる限り摂取カロリーを減らしたい人は塩のみで食べるといいでしょう。