焼肉は太るは嘘?太らない理由は?ダイエット向きの食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】焼肉を食べると太るのでしょうか?今回は、焼肉を食べて太る原因の他に、ダイエット向きの食べ方・メニューのおすすめも紹介します。ダイエット中でも安心して食べられる、焼肉にあるダイエット効果も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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焼肉を食べて太る原因は?
焼肉は高カロリーで太るイメージがありますが、焼肉を食べて太る原因を理解すれば、太ることなく焼肉を食べることができます。まずは焼肉を食べて太る理由について説明します。
①炭水化物を食べている
お肉にはタンパク質と脂質がかなり含まれていますが、糖質はほとんど含まれていません。一方、焼肉と相性が良い白ご飯には糖質が多く含まれています。脂質と糖質の組み合わせは、体脂肪となって体に蓄えられ、最も太りやすいと言われています。したがって、ダイエット中に焼肉を食べる時には炭水化物の量に注意しましょう。
②アルコール類を飲んでいる
焼肉には冷えたビールが最高に合います。しかし、ビールを始めとする醸造酒にはご飯同様、糖質を豊富に含んでいるので、ご飯と同様太りやすくなります。どうしてもお酒を飲みたい場合は、焼酎やハイボールなど、蒸留酒を使ったものにしましょう。
また、お酒を飲んだ後にラーメンやアイスを食べたくなる方もいるでしょう。これはお酒を飲むと満腹中枢が麻痺した結果、食べ過ぎてしまうので、これも太る原因の一つと考えられます。(※1)
③脂身の多い肉ばかり食べている
焼肉の糖質は低いのですが、部位によって脂質の量に大きな差があり、カロリーもそれに応じて変わってきます。脂質が最も高いのはカルビで、美味しい分カロリーも高く太る原因になるので、食べる場合は1.2枚を目安にしましょう。
(*焼肉の部位ごとのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④タレをつけ過ぎている
焼肉のタレは甘辛くてお肉に合いますが、砂糖が入っているため、糖質は高くなります。これは焼肉が太る原因の一つなので、タレの代わりにレモンや塩、醤油などに変えてみましょう。どうしても焼肉はタレで食べたいという方は、少量だけつけるようにしてください。
⑤よく噛んでいない
どんな食べ物でも同じですが、噛む回数が少ないと早食いになり食べ過ぎてしまいます。噛む回数が多いと唾液の分泌を促進し、満腹と感じやすくなります。また、良く噛むことで、脳内にヒスタミンが生まれ、それが満腹中枢を刺激するので、食欲が抑えられるのです。(※2、3)
石川桃子
管理栄養士
よく噛むためのコツとして、一口食べたら一度箸を置くことです。意外と食事中に箸を一度も置かずに食事を会える方多いんです。すぐにできるのでぜひ試してみてください。
⑥塩分を取り過ぎている
焼肉のタレや塩、キムチ、わかめスープなどには塩分が含まれています。塩分を取りすぎると、体内の塩分濃度を下げるために、水分を溜め込むことから体がむくみ、体重が増加します。焼肉を食べる時は塩分にも気をつけましょう。
石川桃子
管理栄養士
塩分が多いと浮腫みやすくなるため、それを防ぐためにも【カリウム】の多い野菜を一緒に召し上がるといいでしょう。キュウリは焼肉屋さんではおつまみであったり、サラダに使われていたりするため注文しやすい野菜だと思うのでおすすめです。