日本酒は太るのは嘘?理由は?太りにくいダイエット中の飲み方も紹介!
【管理栄養士監修】日本酒はいろいろな料理と合うため、人気のあるお酒です。しかし、日本酒を飲むと太るのでしょうか?今回は、日本酒を飲んで太る原因や太りにくい飲み方を紹介します。日本酒の商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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日本酒は飲むと太るお酒?
日本酒はいろいろな料理と相性が良く、人気のお酒です。お酒を飲むと太ると言われることがありますが、日本酒を飲むと太りやすいのでしょうか。
日本酒だから太るわけではない
1杯あたり | カロリー | アルコール度数 |
日本酒 | 196kcal | 15% |
赤ワイン | 58kcal | 11% |
ビール | 142kcal | 5% |
焼酎 | 412kcal | 35% |
ウイスキー | 69kcal | 40% |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
表中の日本酒は一合のカロリーで、ビールの中ジョッキ1杯より高くなっています。実際は日本酒を飲むときはおちょこで少しずつ飲むことが多く、ビールはアルコール度数が低いことから量的には多くなりがちです。トータルのカロリーを見れば、ほとんど差がないので日本酒だからと言って太るわけではないようです。
竹本友里恵
管理栄養士
アルコールのカロリーは1gあたり約7Kcalもあり、他の栄養素と比較すると、脂肪が9Kcal、たんぱく質が4Kcalなので意外と高カロリーです。また、アルコールは食事で摂った脂肪分の代謝を抑えてしまう場合があるので、体内の脂肪分が燃焼されにくくなり、そのとき食べた食事のカロリーが普段以上に体内に残る可能性があります。飲むお酒のカロリーや摂取量に気をつけて、一緒に摂取する食べ物を選ぶようにしましょう。
日本酒を飲んで太る原因は?
日本酒のカロリーと日本酒を飲んで太ることはあまり関係がないようですが、日本酒を飲んで太る原因は何でしょうか。
①冷酒を飲んでいる
日本酒をはじめとする様々なお酒は冷たいまま飲むことが多いですが、冷たい飲み物を飲むと体が冷えてしまいます。体が冷えると代謝が悪くなり、脂肪が燃えにくくなってしまい、太る原因となります。冷酒を飲むことで身体を冷やせば、太りやすくなり、健康を損なう一因にも繋がるので、注意が必要です。
②飲みすぎている
日本酒の一日に飲む適量は1合180㎖です。日本酒は熱燗ならおちょこで飲みますが、冷酒や常温で頼むと升やコップで出す店も少なくありません。それを2杯、3杯と飲みすぎてしまうと、もともとカロリーや糖質の高いので、太る原因になってしまいます。どんなお酒でも飲む量が増せば、摂取するカロリーも増えるので飲みすぎには注意しましょう。
③寝る前に飲んでいる
寝る前のお酒は精神的にリラックスし、安眠効果があります。しかし、夜寝ているときは肝臓の働きも鈍くなり、体を動かさず基礎代謝しか行われないため、カロリーが消費しきれずに余ったカロリーが脂肪に変わって蓄積してしまいます。そのため、寝る前に日本酒を飲むと脂肪が蓄積して太りやすいと言えるでしょう。
(*お酒を飲むと太るのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)