そばは消化にいい?うどんより悪い?胃に優しい食べ方やトッピングのおすすめなど紹介!
そばは消化にいい・悪いどっちでしょうか?今回は、そばは消化に良いのかを、うどん・そうめんなどの他の麺類と比較し、風邪の時の食事にふさわしいか否かなど紹介します。そばの消化の良い食べ方・方法や、トッピングのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
消化があまりよくないそばを、消化よく食べる方法について紹介します。病気の時や体力が落ちている時に、そばを食べる場合には参考にしてください。
①よく噛んでゆっくり食べる
どんなときでも、何を食べても、よく噛んで食べることは胃腸に負担をかけないために大切なことです。特に体力が落ちているときに、そばのような消化があまりよくないものを食べるなら、いつもよりゆっくり、よく噛んで食べましょう。そばは喉越しを楽しむ食べ物でもありますが、よく噛むことで消化を助けるので、病気の時はよく噛むことが重要です。
逆によく噛まずに食べると早食いになり、消化に悪く胃もたれの原因にもなります。また、脳が満腹と感じるまで15分ほどかかると言われているので、早食いは食べ過ぎの原因にもなってしまいます。
②食べ過ぎない
そばなどの麺類は食べやすく、スルスルっとお腹に入ってしまいます。しかし、一度に多くのものを食べると、どうしても胃腸に負担がかかります。特にそばは消化に時間がかかるので、食べ過ぎに気を付けましょう。また、体力が落ちている時にそばを食べるなら、消化に時間がかかるため、寝る時間に近い夕食よりも昼食で食べることをおすすめします。
(*そばのデメリットや食べ過ぎた時の悪影響について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③茹で時間を長くする
そばは喉越しとともに、コシも美味しさの一つですが、消化をよくするためには茹で時間を長めにし、柔らかくしてから食べましょう。特に体力が落ちている時は、設定時間よりも1~2分長めに茹でてください。
④温製のそばを食べる
冷たいそばは喉越しがよく美味しいですが、どうしても消化が悪く、体力が落ちている時にはおすすめできません。一方、温かいお出汁に入ったそばは、食べているうちにも柔らかくなり、さらに消化もよくなります。また、温かい食事は胃腸の働きをよくする働きがあり、早く食べることは難しいので、その結果、ゆっくりよく噛んで食べることにも繋がります。
⑤消化によくない具を入れない
そばは消化がよくないといっても、そば粉に食物繊維が含まれているためで、成分の大部分を占めるでんぷんは消化が非常に良いものです。そのため、そばを食べる時に本当に注意したいのは、実はトッピングです。特に脂質が多く含む天ぷらのようなトッピングや、山菜などの硬いものは消化に悪いので避けましょう。
そばの消化のいいトッピングは?
そばを消化よく食べるなら、トッピングについても消化のよいものを選びたいです。そこで、脂質や食物繊維が少なく、消化によいトッピングを紹介します。
①大根おろし
大根には消化酵素のアミラーゼが多く含まれています。アミラーゼはそばにも多く含まれるでんぷんを消化するのを助けてくれる物質です。しかし、熱に弱い性質があるため、効率よく大根から摂取するには大根おろしが最適です。冷たいそばよりも温かいそばの方が消化にはよいので、温かいそばに大根おろしをトッピングし、温まる前に食べましょう。(※3)