マッコリのカロリー・糖質は?太る?栄養効果やダイエット向きの飲み方を紹介!
【管理栄養士監修】マッコリのカロリー・糖質について知っていますか?今回は、マッコリのカロリー・糖質を他の酒類と比較し、マッコリのカロリー(100ml)を消費するのに必要な運動量や栄養効果を紹介します。マッコリをよりダイエット向きにする方法や太りにくい飲み方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
お酒はタンパク質を含まないイメージがありますが、マッコリにはタンパク質も100mlあたり1.9g含まれています。このたんぱく質は主原料である米由来のものですが、米由来のタンパク質の質が良いと言われているのが特徴です。体の筋肉・肌・髪はタンパク質から作られるため、良質なタンパク質を摂取することで身体や肌の調子を整える効果が期待できます。
また、お酒と一緒にタンパク質を取ると二日酔いの防止になると言われていることから、マッコリは二日酔いしにくいお酒ともいえます。マッコリのタンパク質に加えて、おつまみなどでもタンパク質を取ると、二日酔いを防いでお酒を飲んだ翌日も快適に過ごしやすくなるでしょう。(※4)
石川桃子
管理栄養士
タンパク質は私たちのさまざまな機能の材料となります。ホルモンや酵素もタンパク質が材料です。摂取が不足してしまうとあまりリラックスできなかったり寝付けなかったりと症状が出る場合もありますのであくまで目安ですが、体重×1gほどは1日で摂れると良いでしょう。
マッコリをよりダイエット向きにする方法は?
マッコリはお酒の中ではダイエットに向いていることが分かりましたが、その効果をさらに発揮するにはどうすればよいでしょうか?マッコリをダイエット向きにする方法を紹介するので参考にしてください。
①生マッコリにする
マッコリを飲む際は生マッコリを選んで飲むと、マッコリのダイエット効果をより引き出すことが出来ます。マッコリには、生マッコリと加熱処理されたマッコリの2種類がありますが、加熱処理されたマッコリはお米の他に小麦粉などの原料が入っている場合があります。
そのため、マッコリに含まれるダイエットに効果のある栄養成分が、生マッコリの方が多いのが特徴です。マッコリに含まれる乳酸菌は加熱によって死滅してしまうため、生きたままの乳酸菌を摂取できる生マッコリの方がより高いダイエット効果を得ることが出来ます。
②水や炭酸水で割る
ダイエット中にマッコリを飲む際は、水や炭酸水で割って飲むのもおすすめです。水や炭酸水にはカロリー・糖質いずれも含まず、割って飲むことで量を増やして満足感が上がるため、飲みすぎを防ぐことが出来ます。ただし、甘い味が付いた炭酸水はカロリーや糖質を含んでいるので、避けたほうが良いでしょう。
石川桃子
管理栄養士
炭酸の飲み物は口の中が酸性に傾きやすいため、口腔内の環境にはあまりよくありません。炭酸を飲むときはチェイサーでお水を用意したり、おつまみでよく噛んで唾液がたくさん出るものを用意すると良いでしょう。
(*炭酸水のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マッコリのダイエット向きの太りにくい飲み方は?
マッコリはダイエット向きのお酒だとは言え、飲み方を間違えると太ってしまうので、太りにくい飲み方について理解しておくことが大切です。ここでは、マッコリのダイエット向きの太りにくい飲み方を紹介しましょう。
①寝る直前に飲むのは避ける
マッコリに限らず、ダイエット中はお酒を寝る直前に飲むのは避けたほうが無難です。寝ている間はカロリーの消費量が下がるため、活動時間帯に同じカロリーを摂取した場合に比べて太りやすくなります。一口程度であればそこまで影響はありませんが、お酒は飲み過ぎてしまうこともあるので注意が必要です。
寝る前に寝つきを良くするためにお酒を飲む習慣がある方もいますが、その目的にマッコリを使う場合も、しっかりと量を決めて飲むようにして下さい。(※5)
②高カロリーのおつまみは避ける
低カロリーのマッコリを飲みながら、カロリーの高いおつまみを食べるのは避けましょう。チーズや揚げ物などは、お酒によく合うおつまみですが、高カロリーなのでダイエットを妨げる原因となります。おつまみを食べる場合も、キムチや漬物などの低カロリーなものを選ぶようにしましょう。
なお、キムチや漬物はマッコリと同じ発酵食品なので、脂肪の燃焼や美肌にも役立ちます。他にも野菜たっぷりのナムルやサラダ、野菜の和え物など歯ごたえのあるものをよく噛んで食べると、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぐことが出来ます。
ほかにも、タンパク質が豊富な枝豆や豆腐の様な大豆食品も、筋肉量を増やして基礎代謝を上げることに役立つのでおすすめです。(※6)