レモンのカロリー・糖質は高い?他の柑橘類と比較!ダイエット効果や食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】レモンのカロリー・糖質について知っていますか?今回は、レモンやレモン果汁のカロリー・糖質や〈グレープフルーツ〉など他の柑橘類と比較してを紹介します。レモンの栄養価・効能や、食べ方・使い方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
4.9g | 20g | 25% |
レモンには、水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。水溶性の食物繊維には、腸内で糖質やコレステロールを取りこんで便として排出する働きがあり、コレステロールの低下や糖尿病、高血圧などの予防にも効果が期待できます。
さらに、水溶性植物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を整える作用があります。腸内環境が整うことで便通が促され、ダイエット効果も期待できるでしょう。(※3)
石川桃子
管理栄養士
腸内環境を整えることで腸内免疫をよくすることができます。排泄がスムーズでない方は、食物繊維が足りてない場合や水分がうまく取り込めていない、足りていない場合などさまざまな原因が考えられます。
④カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
130mg | 2500mg | 5% |
レモンには、ミネラルの一種であるカリウムも含まれています。カリウムはナトリウムと共に作用して細胞の浸透圧の調節をする働きがあります。カリウムを摂取することで体内の塩分を排出し、むくみを解消してダイエット効果も見込めるできるでしょう。
また、カリウムはセルライト対策にも役立ちます。セルライトとは体内の老廃物と脂肪が合成されてできた肌の凹凸のことを指し、体の冷えによるむくみが原因のひとつだと言われています。カリウムを摂取してむくみを解消することで、セルライトのつきにくい体に近づけるでしょう。(※4)
(*レモンの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
レモンの食べ方&使い方のおすすめは?
レモンの栄養成分を効率よく摂取するためには、どのような方法で食べたら良いのでしょうか。ここからは、レモンのおすすめの食べ方やレシピを紹介します。
①レモンを皮ごと食べる
レモンは果汁だけでなく、皮にも栄養が詰まっています。レモンの皮にも食物繊維やビタミンC、カリウムなどが含まれていますが、その含有量は果汁の5倍から10倍もの量であることが分かっています。そのため、レモンを食べる際には果汁だけでなく、皮も捨てずに食べると良いでしょう。
石川桃子
管理栄養士
スイーツで使用する方も多いですが、しっかりと洗い、すり下ろしてお蕎麦の薬味などに使用しても良さそうですね。
②レモン白湯
レモンでダイエット効果を狙うなら、レモン白湯がおすすめです。白湯には内臓を温めて基礎代謝を上げ、便秘の解消に効果があると言われています。レモン白湯は白湯にレモン果汁を加えるだけで簡単に作ることができ、低カロリーなのでダイエット中にも最適なドリンクです。
白湯とレモンの相乗効果により、血流が良くなって新陳代謝が高まり、むくみや脂肪が付きにくい体になります。なお、レモン白湯を飲むタイミングは、起床後すぐに飲むのがおすすめです。起きた後にレモン白湯を飲むと、胃腸や大腸の動きが活発化して便通を良くする働きが期待できます。
③レモネード
レモンを皮ごと使って作るレモンシロップのレシピです。輪切りにしたレモンと氷砂糖を瓶に詰めて放置するだけで、失敗なく簡単に作ることができます。シロップが完成したら、水や炭酸で割ってレモネードを作りましょう。