にんにくのカロリー・糖質は?ダイエット効果あり?ヘルシーレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】にんにくのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、にんにく(1片・1個)とにんにくチューブ(小さじ1杯)のカロリー・糖質量や栄養素と効果・効能を紹介します。にんにくのカロリーを消費するのに必要な運動量や、食べ方のコツやダイエット向きレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
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にんにくのカロリー・糖質は?高い?
にんにくは和洋中とさまざまな料理に欠かせない香味野菜です。炒める、油で揚げる、すりおろして使うなど多様な使い方ができ独特な香りが特徴的ですが、にんにくのカロリーや糖質がどのくらいなのか紹介していきます。
にんにくのカロリー・糖質
100g | カロリー | 糖質 |
にんにく:1片(10g) | 13kcal | 2.1g |
にんにく:1個(39g) | 53kcal | 8.1g |
にんにくチューブ:小さじ1杯(5g) | 7kcal | 1g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
にんにくの1個(39g)当たりのカロリー・糖質は人参やニラなどの野菜と比べると、約5倍のカロリーがあります。料理などに使用する場合は1片ほどなのでさほどダイエット中に気にする値ではありませんが、にんにくはカロリーや糖質が多めな野菜と言えます。
にんにく(1片)のカロリーを消費するのに必要な運動量
にんにく1片(10g)13kcalを消費するのに必要な運動時間
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 5分 |
ジョギング | 3分 |
自転車 | 2分 |
ストレッチ | 6分 |
階段登り | 1分半 |
掃除機かけ | 4分 |
にんにく1片当たりのカロリーを消費するのにウォーキングでは5分、自転車では2分ほどの運動時間が必要です。料理のわき役としては安心して使えるカロリーと言えます。
にんにくの栄養素は?ダイエット効果ある?
料理に欠かせないにんにくですが、どのような栄養素が含まれていてどのように健康効果があるのか、また、ダイエットに効果があるのかを紹介していきます。
①スコルジニン
スコルジニンは、解毒作用やビタミンを保存する働きがあり肝臓の機能を助けてくれます。また、肝臓の負担を軽くしてくれる役割もある栄養素です。にんにくの風味をきかせた料理はお酒にも合うので、おつまみには最適の食材と言えます。
また、血のめぐりをよくする働きもあるので高血圧や動脈硬化などの予防にも効果があり、新陳代謝が上がるのでダイエット中には強い味方である上に疲労回復効果もあります。
②アリシン
アリシンはビタミンB1と結合し吸収しやすくしてくれる働きを持つため、疲労回復や滋養強壮に役立つと言われています。ダイエット中の体調管理に役立つ、この滋養強壮はにんにくが持つ効果効能のなかで一番有名です。
また、アリシンには強い殺菌作用があり、結核菌・ブドウ球菌・赤痢菌・チフス菌など多くの菌に対して抗生物質として働くことがわかっています。(※2)
竹本友里恵
管理栄養士
ニンニクの花茎であるニンニクの芽は、アリシンだけでなく食物繊維、ビタミンC、カロテンなどが豊富です。アリシンの量はニンニクよりも少なめですが、においが控えめなので食べやすく、多くの量を摂取する事ができます。
③セレン
セレンは体の中では肝臓や腎臓に含まれている鉄やカルシウムなどと同じミネラルの一種です。体の中で増えすぎた活性酸素が細胞を傷つける酸化を防ぐ働きがあり、酸化防止で体の老化を防いでくれます。