空芯菜の栄養素・効能をほうれん草と比較!栄養成分を逃さない調理法も紹介!
【管理栄養士監修】空芯菜に含まれる栄養素を知っていますか?今回は、空芯菜の栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない調理法・食べ方を紹介します。日本ではあまり馴染みのない中国野菜、空芯菜の旬・選び方のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
続いて、空心菜の栄養成分を逃さないおすすめの食べ方を紹介します。メインのおかずだけでなく、副菜レシピにも活用できる調理法を紹介するのでぜひチェックしてみてください。
①茹でずに生で食べる
空心菜の栄養を逃さず頂きたいなら、茹でずに生で頂きましょう。ビタミンCやビタミンK、葉酸は水溶性なので、茹でると水中に流れ出てしまいます。ほうれん草はエグミの素になるシュウ酸が含まれているのでアク抜きは必須ですが、空心菜には含まれていないのでアク抜きせずに頂く事ができます。
②スープなど汁物で食べる
生野菜があまり好きでは無いなら、スープなど汁物で食べるのもおすすめです。水溶性ビタミンは茹でることで水分に流れ出てしまいますが、無くなってしまう訳ではありません。流れ出た栄養素は水分にそのまま残っているので、スープなどの汁物で水分ごと頂きましょう。
③油で加熱調理して食べる
空心菜をおかずとして愉しみたいなら、油で加熱調理するのがおすすめです。空心菜に含まれるβカロテンやビタミンKは脂溶性なので、油と一緒に摂取することで吸収効率がアップします。加熱してもシャキシャキ食感が残りますし、ごま油やニンニクと一緒に炒めるだけで手軽に本格中華を愉しむことができるでしょう。
住吉彩
管理栄養士
空芯菜の葉は加熱すると緑色が黒く変色してしまうので、すぐに食べることをおすすめします。また、生で食べるのが苦手な方は、葉は柔らかいので水溶性の栄養素が抜けきらないように、サッと塩茹でして食べてはいかがでしょうか?
空芯菜は栄養豊富な野菜
空心菜は鉄分や食物繊維など、さまざまな栄養素が含まれている野菜です。茹でて食べると水溶性の栄養が逃げてしまうので、調理する際はスープにしたり、油を加えて加熱調理をするなどして愉しみましょう。
(*空芯菜の危険性・注意点について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)