インドカレーのカロリー・糖質は?ダイエット効果ある?食べ方のコツも紹介!
【管理栄養士監修】インドカレーのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、インドカレーのカロリー・糖質量を種類別や他の食べ物と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。インドカレーのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法に加えてレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- インドカレーのカロリー・糖質は?
- インドカレー(ルーのみ)のカロリー・糖質
- インドカレーと一緒に食べるご飯やナンのカロリー・糖質
- インドカレーのカロリー・糖質を他の料理と比較
- インドカレー(1人前)のカロリーを消費するのに必要な運動量
- インドカレーの栄養素は?ダイエット効果ある?
- ①カプサイシン
- ②ターメリック
- ③クミンシード
- インドカレーのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
- ①大豆の入ったインドカレーにする
- ②主食を変更する
- インドカレーの太りにくい食べ方は?
- ①夜に食べない
- ②ご飯の量を調節する
- ③野菜と一緒に食べる
- ④烏龍茶を一緒に飲む
- インドカレーのダイエット向きレシピ
- ①レンズ豆のカレー
- ②チキンカレー
- ③豆腐ドライカレー
- インドカレーのカロリーに注意して食べよう
インドカレーはスパイスをメインとした料理ですが、どんなスパイス・栄養素が含まれているのでしょうか。夏に向けてダイエット、太りたくたくないという方が増えます、スパイスはダイエットの効果はあるのかあわせて紹介します。
①カプサイシン
カプサイシンとはとうがらしに含まれている辛み成分で、調理をしても辛みが残ります。ほどよい辛さは食欲を増進させる役割があると言われており、辛さにより、体が温まる、発汗作用があるので代謝があがり、ダイエット効果もみられています。また、血流が良くなるので冷え性改善にも役立つ成分です。(※2)
②ターメリック
ターメリックはショウガ科の根茎で、日本でいうと秋ウコンです。スーパーでターメリックを見ると黄色の粉の状態で置いてあるのが一般的ではないでしょうか。ターメリックを乾燥させ、粉砕させたものを売っています。
主な効果は消化促進と肝機能促進で、この2つは二日酔いに効くウコンでも有名な効果です。他にあげられる効果として、殺菌作用、抗アレルギー作用、解毒作用、関節炎の痛みをやわらげるなどがあります。消化や肝機能の促進で余分なコレステロールが効率よく排出されるので、生活習慣病の予防にもつながります。
③クミンシード
クミンシードとはセリ科の種で、カレーの香りのメインになるものです。パウダーもありますが、香りが減ってしまうため、カレーにはシードを使います。クミンはターメリック同様に消化促進の効果があり、血中コレステロールの改善や抗酸化促進、減量促進があげられます。
ビタミンも豊富に含まれており、減量促進効果があるので、運動をしながら継続的にクミンを摂ることで体重を落とし、栄養を摂ることができそうです。
竹本友里恵
管理栄養士
インドカレーは昔から薬として使用されてきたスパイスが大量に入っており、食欲や肝機能の低下を防いだり、自律神経の働きを高める効果があります。特に、夏バテや疲労対策に最良の食事と呼ばれ、冷房や冷たい物の摂取によって冷えてしまった体を温めるのに、スパイスが役立ちます。朝食にカレーを食べる事で、交感神経を活性化させ、脳の血流を促して体を起こしてくれます。
インドカレーのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
太りたくはないけれど、インドカレーが食べたくなった時にカロリーや糖質を抑えて食べることはできないのでしょうか。我慢せずに食べたい時におすすめの方法を紹介します。
①大豆の入ったインドカレーにする
インドカレーは多くの種類があり、肉の代わりに大豆の入ったカレーにすることで、植物性タンパク質やビタミン類を摂ることができ、ヘルシーで栄養が豊富なカレーに仕上がります。また、大豆はお腹にたまるので満足感を得ながら太りにくいカレーになります。
②主食を変更する
インドカレーのルーの具材を変更ではなく、あわせて食べる主食を変えてしまうのも良いでしょう。通常はご飯やナンと一緒に食べますが、雑穀米に変えることで糖質減らし、栄養価が高くなります。白米よりもよく噛む必要があるので、必然的に食べる量も減るでしょう。
また、豆腐に変えるのも効果的で、豆腐もまたタンパク質が豊富でお腹にたまります。実際のカレー屋さんで豆腐とご飯を選べるお店もあります。最近ではカリフラワーやブロッコリーをご飯の代わりに使うお店やメニューもあります、自分が良いと思った主食に変更してはいかがでしょうか。
インドカレーの太りにくい食べ方は?
ダイエットに向けて、太りにくい食べ方を知っておくことで、インドカレーの定番のカロリーが高いバターチキンカレーも気にせず、美味しく食べられます。どのような食べ方があるのか詳しく説明していきます。
①夜に食べない
夜はカロリーを抑えめににすることはダイエットの基本です。夜は日中と比べて代謝が低くなり、食べたあとは寝るだけなので消費量も少なくなります。また、夜は体内時計を司るBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質が活性化し、脂肪の合成というもう一つの働きも活発になります。
この細胞の働きが低下するのは昼間の2時頃なので、インドカレーなどを食べるならば昼食が良いでしょう。(※3)