生姜焼きのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット効果や太りにくい食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】生姜焼きのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、生姜焼きのカロリー・糖質量を他の肉料理や定食別で比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。生姜焼きのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法に加えてレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- 生姜焼きのカロリー・糖質は?
- 生姜焼きのカロリー・糖質
- 生姜焼きのカロリー・糖質を他の肉料理と比較
- 生姜焼き(1人前)のカロリーを消費するのに必要な運動量
- 生姜焼き【コンビニ別】のカロリーは?
- 生姜焼き定食【店舗別】のカロリーは?
- 生姜焼きの栄養素は?ダイエット効果ある?
- ①豚肉:タンパク質
- ②豚肉:ビタミンB1
- ③生姜:アディポネクチン
- 生姜焼きのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
- ①豚バラは避けて豚ロースを使う
- ②下ごしらえで脂身を切り落とす
- ③他の食材でかさ増しする
- 生姜焼きの太りにくい食べ方は?
- ①夜に食べない
- ②生姜を多く使う
- ③野菜を最初に食べる
- ④ご飯を食べ過ぎない
- 生姜焼きのダイエット向き低カロリーレシピ
- ①豚ヒレ肉の生姜焼き
- ②きのこと豚の生姜焼き
- ③糖質制限生姜焼き
- 生姜焼きのカロリーに注意して食べよう
上記は、定食チェーン店で販売されている豚の生姜焼き定食のカロリーを比較した表です。定食になるとご飯もセットになるので、単品に比べると高カロリーな値になっています。松屋は吉野家に比べてかなり高カロリーですが、松屋の生姜焼き定食はサラダにマヨネーズがトッピングされていることも原因の一つだと考えられます。
なお、すき家の豚生姜焼定食は販売終了している場合もあるようなので、来店の際は確認するようにしてください。
生姜焼きの栄養素は?ダイエット効果ある?
豚肉の生姜焼きは比較的高カロリーなメニューですが、栄養素はどのようなものが含まれているのでしょうか。ダイエット効果があるのかどうかも併せて説明します。
①豚肉:タンパク質
豚肉はダイエットには必要不可欠な栄養素である、タンパク質が多く含まれています。タンパク質には筋肉の生成を行い基礎代謝をアップさせる働きがあるため、日常生活の中でのエネルギー消費量の増加に繋がります。タンパク質をしっかりと補給した上で運動も適度に行うと、ダイエットにより効果的です。(※2、6)
②豚肉:ビタミンB1
豚肉には、摂取した糖質や脂質を体内で効率的にエネルギーに変換する働きを持つビタミンB1が豊富に含まれており、太りにくい体作りに役立ちます。
中でもヒレやモモはビタミンB1の含有量が多めなので、ダイエット中はおすすめです。さらに、生姜焼きを作る時には玉ねぎを一緒に炒めると、玉ねぎに含まれるアリシンの効果によりビタミンB1を効果的に摂取することができます。(※3)
竹本友里恵
管理栄養士
豚肉に含まれるビタミンB1は糖質の代謝に必要な栄養素で、糖質の摂取量が多い日本人は不足しやすいです。においの成分であるアリシンを含む、ニンニクや玉ねぎ、ニラなどと一緒に摂取すると、ビタミンB1の吸収を促進し、疲労回復効果が期待できます。
③生姜:アディポネクチン
生姜を食べると、ショウガオールと呼ばれる成分の働きによって、人の体内で通称「痩せホルモン」とも呼ばれているアディポネクチンの分泌量が増えることが知られています。アディポネクチンは体内での脂肪燃焼を促す働きを持つため、生姜をしっかり効かせた生姜焼きはダイエットに効果的です。
さらにアディポネクチンには血糖値を下げる働きもあることから、糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立つでしょう。
竹本友里恵
管理栄養士
生姜は加熱をすると成分が変わる特徴があります。生のまま摂取すると解熱、殺菌作用があるジンゲオール、熱を加えると身体を温めるショウガオールに変化します。食べ方で身体への効果が違うので、食材に含まれる栄養素の働きを調べて、調理するのがオススメです。
生姜焼きのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
生姜焼きは高カロリーですが栄養価が高く、ダイエット効果も期待できることがわかりました。ここからは、生姜焼きをダイエット中にカロリーオフして食べる方法を紹介するので参考にしてみて下さい。
①豚バラは避けて豚ロースを使う
カロリー | 糖質 | 脂質 | |
豚ロース | 263kcal | 0.2g | 19.2g |
豚バラ | 386kcal | 0.1g | 34.6g |
豚肉には様々な部位があり、中でも最もカロリーが高いのが豚バラです。豚バラは脂肪分が多くカロリーも豚ロースの1.5倍近くになります。一方の豚ロースは脂身は少ない部位ですが、しっとりとして柔らかいので生姜焼きにしても美味しく食べられ、カロリーオフにもなるおすすめの部位です。
更にカロリーオフをしたいのであれば、より脂質の少ない豚モモ肉や豚ヒレで生姜焼きを作るのも良いでしょう。
②下ごしらえで脂身を切り落とす
豚肉は豚バラ以外であれば脂身が少なめですが、下ごしらえの段階で少しの脂身でもしっかり取ることによってカロリーを抑えることができます。また、豚肉を焼く時の油の量を少なめにしたり、焼いている時に出た油を拭き取ったりすることもカロリーオフにつながるでしょう。