ピーナッツバターの栄養価と効能は?ダイエット効果あり?食べ過ぎの注意点も紹介!

【管理栄養士監修】ピーナッツバターに含まれる栄養素を知っていますか。今回は、ピーナッツバターの栄養成分・効能に加え、食べ方のおすすめも紹介します。食べ過ぎの注意点やレシピも紹介するので、ダイエットの参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 岡 清華
MOTHER WEBサイト
https://www.mother-japan.com/
岡清華 Instagram
https://www.instagram.com/okasaya/
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大学在学中に管理栄養士国家資格を取得。 その後、カウアイ島にてアーユルヴェーダを学び全米ヨガアライアンスを取得。
現在は、ヨガを含む “アーユルヴェーダ” の観点から「一人一人にとっての幸福、人生の豊かさや最適な心身の状態を知り、環境を持続させること」をコンセプトに、スタジオ運営、カフェ、ウェルネス空間のプロデュース、商品開発、その他イベント、セミナーなどアーユルヴェーダに付随する各事業を進めながら、各メディアへの露出も続けている。
「全ての人々のより良い人生をサポートし個性が輝く状態へ導く為の母親のような存在でありたい」という想いで”MOTHER” 創業。

目次

  1. ピーナッツバターはどんな食材?
  2. ピーナッツバターの原料や作り方
  3. ピーナッツバターのカロリー・糖質
  4. ピーナッツバターの栄養素と効能は?ダイエット効果あり?
  5. ①不飽和脂肪酸
  6. ②ビタミンE
  7. ③タンパク質
  8. ④ビタミンB6
  9. ⑤ナイアシン
  10. ⑥カリウム
  11. ⑦マグネシウム
  12. ⑧銅
  13. ピーナッツバターの食べ過ぎはNG?どうなる?
  14. ①太る
  15. ②ニキビができる
  16. ピーナッツバターの正しい取り入れ方
  17. ①適量を食べる
  18. ②無糖の商品を選ぶ
  19. ③クランチタイプを選ぶ
  20. ピーナッツバターの取り入れたレシピのおすすめは?
  21. ①バナナピーナッツ
  22. ②作り置きピーナッツソース
  23. ③レンジよだれ鶏
  24. ピーナッツバターのダイエット向き商品のおすすめ
  25. ①渋皮のまま仕上げたピーナッツバター(ノンシュガータイプ)
  26. ②ピーナッツバター(無糖・無添加)
  27. ③無砂糖ピーナツバター
  28. ピーナッツバターは栄養豊富な食材
含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
4.8mg 6.5mg 74%

ピーナッツバターにはビタミンEも含まれており、強い抗酸化作用を持ち体の老化を促す原因となる活性酸素を除去してアンチエイジングに効果があります。また、血液中の悪玉コレステロールの酸化を抑えて動脈硬化を予防したり血行を良くして冷え性の解消にも役立つので女性は積極的に摂りたい栄養素です。(※3)

③タンパク質

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
20.6g 60g 34%

ピーナッツバターには100g中20.6gと豊富にタンパク質を含んでいます。タンパク質は皮膚・筋肉・内臓など体を構成する重要な栄養素のほか血液成分・酵素・ホルモン・免疫抗体・神経伝達物質・遺伝子などの成分にもなり、ダイエット中は不足しがちです。タンパク質が不足すれば基礎代謝の落ちる原因になるので、意識的に摂る必要があります。(※4)

④ビタミンB6

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
0.36mg 1.4mg 26%

ピーナッツバターに含まれるビタミンB6はタンパク質の代謝に働き酵素を助ける補酵素の成分で、皮膚や髪・歯などの健康を維持する効能があります。脂質代謝のサポートもしており、脂肪が内臓に蓄積するのを予防してくれます。ホルモン作用や免疫機能の調節、貧血や肌荒れの予防にもなるためダイエット中はピーナッツバターを効率よく摂取しましょう。(※5)

⑤ナイアシン

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
16.1mg 15mg 107%

ナイアシンはビタミンB群の一種で糖質、脂質、タンパク質を代謝する際に働く補酵素です。ナイアシンにはアセトアルデヒドという二日酔いの原因になる物質を分解する作用があるので、おつまみとしてピーナッツやピーナッツバターのクラッカーサンドなど食べるのは二日酔いの予防になるでしょう。(※6)

⑥カリウム

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
650mg 2500mg 26%

ピーナッツバターに含まれるカリウムは、体の機能を維持するのに欠かせないミネラルの一つです。摂り過ぎたナトリウムを排出してカリウムとナトリウムのバランスを保つために、体内の水分を調整する働きがあり、むくみの予防効果があります。

また、血圧の上昇を抑えたり老廃物の排出や筋肉の収縮を助ける効能もあるのでダイエット中の人だけでなく妊婦さんの健康にも意識して摂り入れてもらいたい栄養素です。(※7)

⑦マグネシウム

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
180mg 340mg 53%

マグネシウムは骨の構成要素で300以上の酵素の働きを助ける補酵素として有名ですが、その他に腸の大便の水分を調節し軟らかく保つので便秘を防ぐ働きもあります。マグネシウムの摂取量が多い男性は大腸がんのリスクも低いというデータもあるため、ピーナッツバターを上手に摂り入れて生活習慣病の予防にも役立てましょう。(※8)

⑧銅

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
0.65mg 1mg 65%

銅は骨や筋肉・肝臓など体内に約80㎎存在しており赤血球の中のヘモグロビンを合成するために必要な栄養素です。鉄の吸収を良くする働きもあるのでダイエット中の貧血予防にピーナッツバターを積極的に摂取しましょう。

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