スンドゥブチゲのカロリー・糖質は?ダイエット効果ある?食べ方のコツも紹介!
【管理栄養士監修】スンドゥブチゲのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、スンドゥブチゲのカロリー・糖質量を他の韓国料理と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。スンドゥブチゲのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法に加えてレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- スンドゥブチゲとは?どういう意味?
- 「スンドゥブ」と「チゲ」の意味
- スンドゥブチゲのカロリー・糖質は?高い?
- スンドゥブチゲのカロリー・糖質
- スンドゥブチゲのカロリー・糖質量を他の韓国料理と比較
- スンドゥブチゲのカロリーを消費するのに必要な運動量
- スンドゥブチゲの栄養素は?ダイエット効果ある?
- ①唐辛子:カプサイシン
- ②ニラ・ネギ:アリシン
- ③豆腐:タンパク質
- ④豚肉:ビタミンB1
- スンドゥブチゲのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
- ①ごま油の使う量を控える
- ②脂身の少ない肉で作る
- スンドゥブチゲの太りにくい食べ方は?
- ①夜に食べない
- ②食べ過ぎない
- ③スープを飲み干さない
- ④〆のご飯や麺類を入れない
- スンドゥブチゲの低カロリーダイエット向きレシピ
- ①高たんぱく低カロリー 牛スジのスンドゥブチゲ
- ②お肉の代わりに! オンオイルツナのスンドゥブチゲ
- ③白身魚のスンドゥブチゲ
- スンドゥブチゲのカロリーに注意して食べよう
スンドゥブチゲの栄養素は?ダイエット効果ある?
ヘルシーなスンドゥブチゲは、辛さもあって食べながら汗をかくイメージを持っています。発汗作用からくるダイエット効果やスンドゥブチゲの栄養素について紹介します。
①唐辛子:カプサイシン
コチュジャンの原材料となる唐辛子にはカプサイシンが多く含まれています。カプサイシンは新陳代謝を促進する効果があり、発汗とともに脂肪を分解する効果が期待されます。ダイエット効果を更に高めるためには、食後の運動、特にジョギングや自転車などの有酸素運動を行なうと効果的です。(※2)
②ニラ・ネギ:アリシン
スンドゥブチゲは色々な野菜を一緒に入れて楽しむことができますが、特に香味野菜のニラ・ネギとの相性が抜群です。そのニラやネギにはアリシンという成分が含まれており、ビタミンB1の吸収を高めてくれます。
また、アリシンはビタミンB1と一緒に摂取することでアリチアミンという成分になり、疲労回復の効果も得られます。豚肉はビタミンB1を多く含んでいるため、相性のいい食材と言えるでしょう。ニラ・ネギはともにβカロテンも多く含んでおり、βカロテンは抗酸化作用が高いため、老化防止の効果があります。(※3)
③豆腐:タンパク質
豆腐は高タンパクな食材として知られています。タンパク質は、人間の身体を構成する重要な栄養素で、更に豆腐のもつタンパク質は体内で作られない必須アミノ酸を多く含む優秀なタンパク質です。また、大豆に含まれる大豆イソフラボンは抗酸化作用が高いため、老化防止の効果があります。
絹ごし豆腐と木綿豆腐を比較すると木綿豆腐の方が水分量が少ないため、ややカロリーが高くなります。絹ごし豆腐100gにつきカロリーは56kcalと低カロリーな食材ですが、豆腐一丁(300g)を食べるとご飯100gのカロリーに相当するため、カロリーオフを意識している方は注意が必要です。(※4)
④豚肉:ビタミンB1
豚肉はタンパク質とビタミンB1が多く含まれる優秀な食材です。ビタミンB1は食事として摂取した糖質の分解を促進し、更に疲労回復効果が高いこともわかっています。寒い冬の季節だけでなく、夏バテ対策としてもスンドゥブチゲはおすすめです。
さらに豚肉はビタミンB6の含有量も多く、ビタミンB6はタンパク質の代謝に働くビタミンなので、太りにくい身体作りをするにはおすすめの食材です。(※5、6)
スンドゥブチゲのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
糖質が少なくてヘルシーなスンドゥブチゲですが、脂質をカットしてカロリーオフにすることで更にダイエット向きのメニューとなるので、その方法を紹介します。
①ごま油の使う量を控える
ごま油を入れると風味が増してより美味しくなりますが、ダイエットメニューとして利用する場合には使用量を少なくしてカロリーオフしましょう。また、ごま油には「純正ごま油」と「調合ごま油」の2種類があり、調合ごま油は名前の通りなたね油などのごま以外の油が配合されたものなので、少量で風味を出すには純正ごま油がおすすめです。
②脂身の少ない肉で作る
100g | カロリー | 脂質 |
豚バラ肉 | 395kcal | 35.4g |
豚ロース肉 | 263kcal | 19.2g |
鶏モモ肉 | 127kcal | 5.0g |
鶏胸肉 | 116kcal | 1.9g |
豚肉はバラ肉、ロース肉、肩ロース肉、モモ肉、ヒレ肉など部位ごとの種類があり、脂身が少ない方がカロリーオフに適しています。最も脂身の少ない部位はヒレ肉ですが、ヒレ肉を煮込んでいくと硬くなってしまうため、脂身が少しあってジューシーなロース肉か、脂身少なめで歯ごたえがでるモモ肉がおすすめです。
ダイエット中でさらにカロリーを下げたい場合は、鶏肉を使うと豚肉の半分以下のカロリーになります。ただし、胸肉は硬くなるので使う場合は下処理をして硬くならない工夫が必要でしょう。