マカダミアナッツのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方なども紹介!
【管理栄養士監修】マカダミアナッツのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、マカダミアナッツ(1粒/100g)のカロリー・糖質量を他のナッツ類と比較し、栄養素とダイエット効果なども紹介します。マカダミアナッツのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
マカダミアナッツに多く含まれている食物繊維は、腸内環境を整え善玉菌を増やす働きをするため、便秘解消に効果があります。またコレステロール値を下げるほか、食べ物に含まれる脂質や糖質の吸収を抑える効果もあるため、マカダミアナッツはダイエットに向いている食材だと言えるでしょう。(※2)
②パルミトレイン酸
数ある食べ物の中でも、パルミトレイン酸が非常に多く含まれているのが、マカダミアナッツです。パルミトレイン酸には血行を良くする働きがあるため、冷え性改善や動脈硬化・高血圧の予防に効果があります。また、皮脂を補う作用もあるため、美肌を作るのに効果が高い栄養素です。
③ビタミンB群
マカダミアナッツには体に大切な栄養素である、ビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB1には、糖質からエネルギーへの変換を促進する働きや、体力の回復を促進する効果があります。またビタミンB2やB6は美肌に効果のある栄養素で、ニキビやアトピーなどの改善にも役立つと言われているそうです。(※3)(※4)(※5)
④不飽和脂肪酸
マカダミアナッツに含まれる脂質は主に不飽和脂肪酸と呼ばれる健康に良い働きをする種類の脂質で、動脈硬化や高血圧の予防、アレルギー症状の緩和に役立つ栄養素です。ただし、脂質自体のカロリーが高いため、健康に効果があるとはいえ食べ過ぎはカロリーの過剰摂取となってしまうので注意が必要です。(※6)
(*マカダミアナッツの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マカダミアナッツのダイエット向きの食べ方
ダイエットに適した栄養素が多いマカダミアナッツですが、カロリーは高いため、食べる際には最低限の注意が必要です。マカダミアナッツを食べる際に、気を付けることを紹介します。
①食べ過ぎない
たくさんの栄養素が入っており、ダイエットにも効果のあるマカダミアナッツですが、カロリーが高いため食べ過ぎは太る原因となります。1日の適切な摂取量の目安は30gで、個数にすると15個ほどと少なめです。一度に食べるのではなく何度かに分けて食べるなど工夫をし、食べ過ぎないようにしましょう。
②無添加なものを選ぶ
マカダミアナッツには、塩で味付けされているものや油で揚げてあるもの、また甘さを加えたものもあります。味がついているものは美味しく食べやすいため、食べ過ぎてしまいがちです。糖分や油の取りすぎは太る原因となり、塩分の摂りすぎはむくむ原因になります。
ダイエット中は糖分の使われていないものや、無塩や素焼きなどの無添加のマカダミアナッツを選びましょう。
③間食に置き換える
普段甘いものなどを間食として食べている場合は、間食をマカダミアナッツに置き換えると痩せやすくなります。ナッツ類は腹持ちが良く、脂肪分と食物繊維が多く入っているため、少しの量でも空腹を満たすことができます。
さらに、過剰な糖質は体内で脂肪に変わりやすいですが、マカダミアナッツには糖質があまり含まれないので甘いお菓子に比べれば食べても太りにくいでしょう。
④よく噛んで食べる
マカダミアナッツは他のナッツに比べ柔らかく食べやすいため、よく噛まずに飲み込んでしまいがちです。しかし、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、満腹感を得られるので時間をかけてよく噛むようにしましょう。また、マカダミアナッツは消化されにくい食べ物のため、よく噛むことで消化も促進されます。(※7)