きなこ棒のカロリー・糖質は?ダイエット向きって本当?太りにくい食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】きなこ棒のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、きなこ棒のカロリー・糖質量をメーカー・商品別や他の駄菓子と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。きなこ棒のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方や低カロリーレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
②食物繊維
きなこ棒の原料である大豆には、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には食事に含まれる糖質や脂質の吸収を抑制する効果があるため、ダイエットに効果的です。また、食物繊維は水分を吸収しながら腸内を移動することで便のかさを増やし、腸壁を刺激して便通を促して便秘を解消する働きも持っています。
便秘が続くと代謝が低下して太りやすくなるので、便秘がちな方はきなこ棒のように食物繊維が豊富なお菓子を間食に食べるのがおすすめです。(※3)
③イソフラボン
大豆には大豆イソフラボンと呼ばれる栄養素が含まれていますが、イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることが知られています。その働きからイソフラボンは女性ホルモンの減少によって引き起こされる更年期障害の対策にも役立つ栄養素とされています。
そのほかにも、イソフラボンは体脂肪をつけにくくする働きをもつため、ダイエットを促進するとも言われているのが特徴です。また、抗酸化作用も高く、動脈硬化や生活習慣病の予防などにも効果が期待できる成分です。
④サポニン
きなこ棒の原料である大豆に含まれるサポニンには、免疫力の向上や血流の改善などの様々な効果がありますが、脂肪燃焼の効果も持つためダイエット効果も期待できます。
さらにサポニンには食事から摂取した脂肪の吸収を抑制する働きもあり、食事が原因の肥満の予防にも役立ちます。ほかにもコレステロール値を下げる効果もあることから、生活習慣病の予防にもつながる成分です。(※4)
(*大豆のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
いしいひとみ
管理栄養士
きなこの原料となる大豆にはダイエットに必要な栄養素が多く含まれます。とはいえ、きなこ棒にはお砂糖も含まれますので、ダイエット中な息抜きとしてうまく活用するとよいでしょう。
きなこ棒の太りにくい食べ方は?
きなこ棒はカロリーが高くはないためダイエット中でも食べやすいお菓子ですが、ダイエット中は太りにくい食べ方を意識しておくことが大切です。ここからは、きなこ棒の太りにくい食べ方について紹介するので参考にしてください。
①寝る前に食べない
体内の脂肪組織に多く含まれるBMAL-1というタンパク質は、一日の中でその量が変動することが知られています。BMAL-1は脂肪の蓄積を促進する働きをするため、BMAL-1が多い時間帯に食事をすると肥満につながりやすいので注意が必要です。
特に22時から2時まではBMAL-1タンパク質が最も多くなると言われているので、ダイエット中の方は、寝る前にきなこ棒を食べないようにしましょう。(※5)
いしいひとみ
管理栄養士
BMAL-1は、午後のおやつの時間とされる15時くらいが一番分泌が少ないので、食べるならこのタイミングがよいでしょう!
②よく噛んで食べる
よく噛んで食べることも、食べても太りにくくするコツの一つです。よく噛むことによって脳の満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことが出来ます。満腹中枢が作用するのは食べ始めてから約15分後と言われているので、満腹中枢を十分に働かせるためにも、よく噛んでゆっくりと味わいながらきなこ棒を食べるようにしましょう。(※6)
③食べ過ぎない
きなこ棒は1本程度であればそこまで高カロリーではないものの、何本も食べればカロリーオーバーで太る原因になります。成人の間食からの摂取カロリーの目安は200kcal程度とされているので、きなこ棒は1~2本に留めることを意識すると良いでしょう。(※7)