あんこダイエットの効果・やり方は?太る人も?痩せた口コミ・食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】あんこダイエットを知っていますか?本当に効果はあるのでしょうか?今回は、あんこにあるダイエットへの効果・効能や、食べる〈タイミング・量〉などやり方を〈痩せた・失敗した〉口コミとともに紹介します。あんこダイエット向きの市販商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- あんこダイエットとは?痩せる?
- あんこのカロリー・糖質から見てみよう
- あんこのダイエット効果・効能は?
- ①サポニン
- ②食物繊維
- ③アズキポリフェノール
- ④ビタミンB1
- ⑤鉄
- あんこダイエットのやり方は?
- 食べる量・タイミング
- こしあんより粒あんを選ぶ
- あんこダイエットを行なう際のポイント・注意点は?
- ①栄養を偏らせすぎない
- ②食べ過ぎると太る
- ③より低カロリーにしたい場合は発酵あんこを手作りする
- あんこダイエットの効果はいつからある?ない?【口コミ】
- あんこダイエットで痩せた人の口コミ
- あんこダイエットで痩せない・失敗した人の口コミ
- あんこのダイエット向きな市販商品のおすすめ
- ①茜丸 粒あん・十勝超低糖
- ②あんこ職人木下(きのあん) 無糖つぶ生あん
- あんこダイエットで痩せよう
あんこダイエットとは?痩せる?
あんこダイエットはあんぱんやあんこ入りの和菓子を食生活に取り入れてダイエットする方法ですが、甘いあんこを食べると太ると思う方も多いでしょう。本当に効果はあるのでしょうか。まず、あんこのカロリーと糖質量を見てみましょう。
あんこのカロリー・糖質から見てみよう
100gあたり | カロリー | 糖質 |
つぶあんこ | 244kcal | 48.3g |
こしあんこ | 155kcal | 20.3g |
こし練りあん(並あん) | 261kcal | 54.9g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
小豆の皮を残し砂糖と煮て作るつぶあんこと、茹でた小豆を裏ごしして皮を取り除いたこしあんこ、こしあんこに砂糖を加え練り上げたこし練りあんのカロリー・糖質量です。あんこ100gは約1カップ弱の容量になります。食品成分表でこしあんがつぶあんよりも低カロリー・低糖質なのは、砂糖無添加のためです。
あんこがダイエットに用いられる理由は、洋菓子が乳製品等の脂肪の多い食材を多く使うことに比べ、あんこを使った和菓子は脂肪分が少なく、小豆にダイエット向きの成分が多く含まれているためでしょう。
竹本友里恵
管理栄養士
小豆は皮の部分にポリフェノールが豊富に含まれており、小豆よりあんこにした方がポリフェノールの量は増加します。ポリフェノールは砂糖が身体に吸収されるのを防ぐので、洋菓子よりオススメです。
あんこのダイエット効果・効能は?
ここではあんこの材料の小豆に多く含まれる栄養素と、そのダイエット効果・効能について解説します。
①サポニン
小豆の皮に含まれるサポニンは渋味やえぐみの成分で、いわゆる灰汁に多く含まれる成分です。サポニンには利尿作用によるむくみの解消や、中性脂肪やコレステロールが活性酸素によって酸化されるのを抑えてコレステロール値を低下させる働きがあります。(※5)
またサポニンには脂肪の代謝を促す効能があり、常食を続けることで太りやすい体質を改善するのにも役立ちます。
②食物繊維
あんこに使う小豆は食物繊維を多く含み、その量はつぶあん100gあたり5.7gで、成人男性の1日に必要な摂取量の1/4を超える含有量です。食品の糖質が摂取・吸収されると血糖値が上昇し、インスリンが膵臓から分泌されエネルギーとして使われずに余った血中の糖をグリコーゲンや中性脂肪等に合成して血糖値を下げます。
食物繊維を摂取すると糖の消化吸収が緩やかになり、血糖値の急上昇を抑えることができます。血糖値がゆっくりと上昇する食べ物(低GI食品)は満足感を得やすく、また空腹感を感じにくいため間食を減らしやすいでしょう。食物繊維の多いつぶあんは消化吸収しやすい菓子類やスイーツに比べると、ダイエット効果があるといえます。(※2)
③アズキポリフェノール
小豆はカテキングルコシドやカテキン、ルチンなどのポリフェノールを多く含み、これらは煮汁に溶け出しています。
これらのポリフェノールは糖を分解する酵素の活性を抑制するため腸から糖が吸収されにくくなるので、血糖値の上昇が緩和されるようです。アズキポリフェノールを摂取することで中性脂肪値が下がるという報告もあります。
竹本友里恵
管理栄養士
あんこを食べる時は、ビタミンCが豊富な食材と一緒に摂取するのがオススメです。ビタミンCは酸化したポリフェノールの修復をしたり、働きを促進します。牛乳はポリフェノールの働きを阻害してしまうので、同時摂取は控えましょう。
④ビタミンB1
小豆に含まれるビタミンB1は糖をエネルギーに変換する際に酵素の働きを助ける栄養素です。代謝の高めてダイエットを成功させるにはより多くのビタミンB1が必要になります。またビタミンB1は疲労の回復や冷え性の改善にも役立ちます。(※3)