アイスプラントの栄養素と効果・効能は?成分を逃さない食べ方・レシピも紹介!
【管理栄養士監修】アイスプラントに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、アイスプラントの栄養素・効能に加え、栄養成分を効率的に摂る方法も紹介します。さらに、アイスプラントの栄養がとれるレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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アイスプラントはどんな野菜?
アイスプラントは表面に水滴のような粒々がついて凍ったようにも見える不思議な野菜ですが、味や食感にも特徴があるようです。ここではアイスプラントの味や旬などの特徴とカロリー・糖質について紹介します。
アイスプラントの味や旬など特徴
アイスプラントは南アフリカ原産の多肉植物で、食べるとほんのりと塩味がします。土には微量の塩分が含まれていますが、アイスプラントは土中の水分と同時に塩分も吸い上げて細胞にため込む性質があるため塩味がするそうです。アイスプラントは、国内ではハウスで栽培されたり室内で水耕栽培されたりしており、旬はなく一年を通して食べることができます。
(*アイスプラントの味について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
アイスプラントのカロリー・糖質
100gあたり | カロリー | 糖質(炭水化物) |
アイスプラント | 10kcal | 0.7g |
水菜 | 23kcal | 1.8g |
レタス | 12kcal | 1.7g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です
アイスプラントの糖質は不明ですが、炭水化物は100gあたり0.7g含まれています。炭水化物量には糖質も含まれているので、糖質は少ない野菜と言えるでしょう。また、他の野菜に比べてカロリーも低めです。
アイスプラントの栄養素と効果・効能は?
カロリー | 10kcal |
---|---|
タンパク質 | 1.0g |
糖質 | 0.4g |
食物繊維 | 1.1g |
脂質 | 0.3g |
塩分含有量 | 0.9g |
アイスプラントにはミネラルなどの栄養素が豊富に含まれるほか、一般的な野菜には含まれていない独特の成分も含まれていることが特徴です。ここではアイスプラントの栄養素と効果・効能について紹介します。
①ミオイノシトール
アイスプラントにはミオイノシトールという栄養素が多く含まれています。ミオイノシトールは脂肪の代謝を促進して、脂肪に余分な脂肪が蓄積しないように調整する働きがあります。中性脂肪や内臓脂肪の増加を抑制するため、動脈硬化や脂肪肝などの予防効果も期待できる成分です。
いしいひとみ
管理栄養士
イノシトール類は、イチゴ、ブドウ、リンゴなどの果物には含まれていますが、葉物野菜のレタスやキャベツには、ほとんど含まれていない珍しい栄養素といえます!
②ピニトール
ピニトールは血糖値を下げる効果を持つ栄養素で、糖尿病の予防効果のほか、不妊症の改善効果が期待されている成分です。それ以外にも体の糖化を防いで肌の老化を防ぐ効果もあり、健康だけでなく美容にも役立つ栄養素です。