チキンライスのカロリー・糖質は高い?太る?栄養価やダイエット向けの作り方・レシピも紹介!
【管理栄養士監修】チキンライスのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、チキンライスのカロリー・糖質量を他のご飯物と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。チキンライスのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法に加えてレシピ紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- チキンライスのカロリー・糖質は?
- チキンライスのカロリー・糖質
- チキンライスのカロリー・糖質量を他のご飯物と比較
- チキンライス(1人前)のカロリーを消費するのに必要な運動量
- チキンライスの栄養素は?ダイエット効果ある?
- ①鶏肉:タンパク質
- ②鶏肉:ビタミンB1
- ③ケチャップ:リコピン
- ④玉ねぎ:硫化アリル
- ⑤にんじん・グリンピース:カリウム
- ⑥にんじん・グリンピース:食物繊維
- チキンライスのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
- ①カリフラワーライスを使って作る
- ②鶏肉にささみを使用する
- ③カロリーオフのケチャップを使って作る
- チキンライスの太りにくい食べ方は?
- ①夜に食べない
- ②野菜を食前に取り入れる
- チキンライスの低カロリーレシピ
- ①高野豆腐チキンライス
- ②ノンオイルチキンライス
- ③大豆ミートのチキンライス
- チキンライスのカロリーに注意して食べよう
②鶏肉:ビタミンB1
鶏肉に含まれるビタミンB1は、糖質を燃やしてエネルギーに変えるときに必要なビタミン。そのため、チキンライスのカロリーの大半を占めるご飯を効率よくエネルギーに変わるのを助ける相性がいい栄養素といえるでしょう。
ビタミンB1が不足すると糖質が消費されず脂肪に代わり身体に蓄えられてしまうので、ダイエット中に積極的に摂取してほしい栄養素です。(※3)
③ケチャップ:リコピン
チキンライスは、味付けに使用するケチャップからリコピンも摂取することができます。リコピンには強い抗酸化作用があり、老廃物を排出し肌に潤いをあたえることで、老化の予防にも効果があります。(※4)
④玉ねぎ:硫化アリル
玉ねぎに含まれる硫化アリルには、ビタミンB1の吸収を促す働きがあるため、鶏肉と相性がいい食材です。また、血液をサラサラにして動脈硬化を防止する働きもあるため、生活習慣病の予防にも効果があります。(※5)
⑤にんじん・グリンピース:カリウム
カリウムには、体内に溜まった余分な水分を排出することでむくみを解消する働きがあります。また、腸内の筋肉の働きを活発にすることでお通じを改善したり、老廃物を排出する効果がある栄養素です。これらの働きにより体重の減少が期待できるため、カリウムはダイエット向きと言われています。(※6)
⑥にんじん・グリンピース:食物繊維
食物繊維は、腸内の環境を整える整腸効果があります。ほかにも、脂質の排出を促したり、糖質の吸収を緩やかにする働きがある栄養素です。食物繊維は、食事の咀嚼する回数を増やし満腹感をあたえる効果もあるため、食べ過ぎの防止役立ちます。また、食物繊維には腸を刺激してお通じをよくする効果もあるため、便秘を解消したい人は、摂取してみましょう。(※7)
土田くみこ
管理栄養士
実はチキンライスは自宅で作るとダイエット向きのメニュー。お店で食べると、脂質が多く、また具材が少ないため野菜不足ですが、自分で作るときは油控えめ、肉・野菜やきのこをたっぷり入れて作ればそれだけで必要な栄養が十分そろったメニューになります。
チキンライスのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
チキンライスの材料には、ダイエット向きな栄養素が多く含まれていますが、チキンライスの食べる量を増やすと、カロリーも高くなります。今回は、チキンライスを更にダイエット向きな食べ物にする、カロリーオフする方法を解説するので参考にしてください。
①カリフラワーライスを使って作る
カリフラワーライスは、カリフラワーを刻みお米のように見せた食品で、食べると野菜の味がします。カロリーが米の1/10で糖質は1/25の食材です。チキンライスのカロリーの多くは、米に含まれているため、チキンライスの米をカリフラワーライスで代用すれば大幅なカロリーオフにつながるでしょう。
カリフラワーライスだけでは物足りない人は、米の一部を代用するだけでも、カロリーオフすることができます。
②鶏肉にささみを使用する
鶏肉の中でも、ささみは低カロリーで高たんぱくな食材です。チキンライスにささみを使用することでカロリーオフすることができ、たんぱく質も摂取することができます。たんぱく質は筋肉の材料となる栄養素で、筋肉量が増えることで基礎代謝があがり痩せやすくなります。そのため、ダイエット中は不足しないようにしたい栄養素です。
③カロリーオフのケチャップを使って作る
チキンライスの主な味付けは、ケチャップが使用されています。味付けに低カロリーなケチャップを使用することでカロリーオフができるでしょう。現在は、スーパーなどでカロリーを50%カットしたケチャップが市販されてるのでチェックしてみてください。