カリフラワーの栄養素と効能は?成分を逃さない食べ方やレシピのおすすめなど紹介!
【管理栄養士監修】カリフラワーに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、カリフラワーの栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない調理法・食べ方を紹介します。カリフラワーの保存方法やレシピ・食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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カリフラワーはどんな野菜?
カリフラワーはシチューなどに入れると美味しい野菜ですが、どの様な野菜かを詳しく知っていますか?旬の時期や、上手な選び方を見ていきましょう。
カリフラワーの旬
カリフラワーは全国で栽培されており、収穫時期がそれぞれ異なっているので夏を除けばほぼ通年出回っています。旬の時期は11~3月ごろで、この時期のカリフラワーが最も美味しく栄養も豊富に含まれています。
(*カリフラワーの旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
新鮮なカリフラワーの選び方
スーパーなどでカリフラワーを選ぶ際、チェックしたいおすすめポイントを紹介します。
・締まりがある
・葉や切り口が変色せず綺麗な状態である
・スが入っていない
・しっかりと重みがある
上記が、購入する時に選びたいカリフラワーの条件です。鮮度が落ちると茶色く変色するので、色が変わっている物は避けましょう。
カリフラワーの栄養成分と効能【ブロッコリーと比較】
野菜 | エネルギー | 水分 | タンパク質 | 糖質 | 食物繊維 | 脂質 |
カリフラワー | 27kcal | 90.8g | 3g | 2.3g | 2.9g | 0.1g |
ブロッコリー | 33kcal | 89g | 4.3g | 0.8g | 4.4g | 0.5g |
上記は、カリフラワーとブロッコリーのカロリー・糖質量を比較した物です。続いて、それぞれに含まれる栄養素と効能についても見ていきましょう。(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています
①カリウム
栄養素 | 含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
カリフラワー | 410mg | 2500mg | 16% |
ブロッコリー | 360mg | 2500mg | 14% |
カリフラワーに含まれているカリウムには、体内のナトリウム量を調節する働きがあります。体内のナトリウムが過剰になると浸透圧の関係でむくみが起きやすいので、普段からカリウムを摂取しておく事はむくみ予防にもつながります。
妊娠中の女性はむくみになりやすく、約8割の方が妊娠中のむくみに悩んでいるとも言われています。妊婦さんは、普段よりも意識してカリウムを摂取するようにしましょう。(※2)
②ビタミンC
栄養素 | 含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
カリフラワー | 81mg | 100mg | 81% |
ブロッコリー | 120mg | 100mg | 120% |
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、免疫力アップやガン予防などの効果が期待できます。コラーゲンの生成を助けるので美肌効果もありますし、鉄分と一緒に摂取すれば鉄分の吸収率も上がります。
カリフラワーよりもブロッコリーの方がビタミンCの含有量は多いですが、カリフラワーのビタミンCはブロッコリーに比べて水に溶けにくいといった性質があります。茹でて調理することが多い野菜なので、ビタミンCを摂取したいならカリフラワーを選んだ方が良いでしょう。(※3)