干し芋の栄養価と効能は?ダイエット効果あり?食べ過ぎの注意点も紹介!
【管理栄養士監修】干し芋に含まれる栄養素を知っていますか?干し芋にはたくさんの栄養素が含まれています。今回は、干し芋の栄養成分・効能に加え、ダイエットに効果的な食べ方も紹介します。食べ過ぎの注意点や市販商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- 干し芋はどんな食材?
- 干し芋のカロリー・糖質
- 干し芋の栄養素と効能は?ダイエット効果あり?
- ①食物繊維
- ②カリウム
- ③鉄分
- ④ビタミンC
- ⑤ビタミンB6
- ⑥マグネシウム
- ⑦カルシウム
- 干し芋のダイエットに効果的な食べ方は?
- ①よく噛んでゆっくり食べる
- ②食事の前に干し芋を1枚だけ食べる
- ③朝食や夕食の主食おきかえがおすすめ
- 干し芋を食べる際の注意点は?食べ過ぎに注意?
- ①干し芋を食べ過ぎると便秘になることがある
- ②干し芋を食べ過ぎると太ることもある
- 干し芋の市販商品のおすすめ
- ①セブンプレミアム 干しいも 180g
- ②国産 鹿児島県産 紅はるか使用 大地の黄金干し芋 (100g×2)
- ③特選干し芋琥珀【紅天使 丸干し200g】
- 干し芋は栄養豊富な食材
干し芋はどんな食材?
干し芋はダイエットにも効果的と言いる干し芋ですが、気になるカロリーや糖質はどのくらいあるのでしょうか?
干し芋のカロリー・糖質
白米はお茶碗一杯で252kcal、糖質は53gなので比較的干し芋はカロリーが高めです。しかし、カロリーや糖質の値が高いからと言っても干し芋には食物繊維やその他栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養成分がダイエットや健康、更には美容にも効果的です。
カロリー | 糖質 | |
干し芋 | 303kcal | 66g |
さつまいも | 140kcal | 30.3g |
焼き芋 | 163kcal | 35.5g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
いしいひとみ
管理栄養士
干し芋はさつまいもから水分をとばしてつくられるので糖質は少し高い値になりますが、栄養素が凝縮されている分、全体的に食物繊維を始め、ビタミン、ミネラル類の含有量はさつまいもよりも増加しています!
干し芋の栄養素と効能は?ダイエット効果あり?
干し芋に多く含まれる7つの栄養について1日に必要な目安量と共に、その栄養素の効能について一つずつお話していきます。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
①食物繊維
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
5.9g | 20g | 30% |
干し芋には食物繊維が100gあたり5.9g含まれており、キャベツの約3倍以上です。食物繊維には食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる働きがあります。そのため、GI値という血糖値の変動を表した値も低くなり、糖尿病の予防にも効果的です。
また、食物繊維は腸の動きを活発化させ、お通じをよくする効果や善玉の腸内細菌を育てることに有効です。腸内環境が整えば大腸がんの予防にもつながります。(※2)
いしいひとみ
管理栄養士
干し芋のGI値は、玄米や蕎麦と同等くらいと言われていますので、ダイエット向きの食材だと言えますね(^^)
②カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
980mg | 2500mg | 39% |
干し芋にはカリウムも豊富に含まれ、汗や尿として塩分を排出する効果がある栄養素です。体の中の血圧や水分を調節してくれるので、カリウムを摂るだけでむくみ解消にもなり美容効果や妊婦さんのむくみ取りになります。
また、大人だけではなく子供もカリウムを摂っていると体内の余分な塩分をため込まないことで将来の高血圧など生活習慣病の予防が期待できます。(※3)
③鉄分
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
2.1mg | 7.5mg | 28% |