みょうがの食べ過ぎはNG?腹痛・下痢や馬鹿になる?アレルギーなど懸念点も紹介!
みょうがの食べ過ぎは体に良くないということを知っていますか?今回は、みょうがの食べ過ぎによる体への悪影響や、物忘れや馬鹿になるのかを紹介します。みょうがを適量食べた際の健康効果についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- みょうがの食べ過ぎは危険…?
- みょうがの食べ過ぎによる悪影響は?腹痛になる?
- ①下痢や腹痛になる
- ②食中毒になることがある
- アレルギーになる心配はない
- みょうがは食べ過ぎると物忘れや馬鹿になるって本当?
- みょうがの食べ過ぎによって馬鹿になることはない
- みょうがの食べ過ぎになる量とは?
- みょうがの食べ過ぎになる量は個人差がある
- みょうがは妊婦さんや子供に良くない?
- 妊婦さんが食べる際はアク抜きをしっかりすれば問題ない
- みょうがのアク抜きの仕方
- みょうがを適量食べた時の健康効果は?
- ①食物繊維:便秘を解消する
- ②ショウガジアール:喉の痛みを抑える
- ③カリウム:むくみを解消する
- ④アルファピネン:夏バテ防止
- ⑤ゲラニオール:胃腸の働きを良くする
- ⑥カンフェン:風邪の防止
- みょうがの食べ過ぎには要注意
みょうがの食べ過ぎになる量とは?
みょうがを食べ過ぎると腹痛や下痢などの健康被害があると先述しましたが、どれくらいの量を食べると食べ過ぎになるのかについて調べてみました。
みょうがの食べ過ぎになる量は個人差がある
みょうがは摂取上限が設けられている食べ物ではありません。ただし、生のまま大量に食べると口の中がピリピリしたり、食物繊維の刺激で下痢や腹痛が起こることがあります。ただしこれらの症状には個人差があり、起こる人もいれば起こらない人もいて、その結果、食べ過ぎになる量も人によって違ってきます。
みょうがは妊婦さんや子供に良くない?
みょうがは身体を冷やす性質があり、寄生虫の危険性からも妊婦さんや3歳以下の幼児には注意の必要な食材です。他に注意の必要な要素はあるのでしょうか。子どもや妊婦さんがみょうがを食べる時の注意点についてお伝えします。
妊婦さんが食べる際はアク抜きをしっかりすれば問題ない
みょうがに含まれる成分の一つにシュウ酸があり、これはみょうがのえぐみ・苦味の成分の素で、子どもには食べづらい味です。そのシュウ酸にはカルシウムや鉄分などの栄養素を体が吸収するのを阻害する作用があります。カルシウムや鉄分は成長期の子どもや妊娠中には特に必要な栄養素で、みょうがを食べることで、必要最低限量を下回ってしまう可能性があります。
そのため、子どもや妊婦さんがみょうがを食べる時にはシュウ酸の取り扱いに注意が必要です。シュウ酸はアク抜きを行うことによって、減らすことができるので、カルシウムや鉄分を摂取したい場合にはアク抜きを行いましょう。(※2)
みょうがのアク抜きの仕方
みょうがのアク抜きの手順は下記の通りです。
1.みょうがは洗って半分に切る
2.根元にV字に切り込みを入れる
3.切り口をまな板につけて繊維に沿って千切りにしていく
4.冷水にさらしたら箸でさっとほぐす
5.ざるにあげて水気をしっかり切る
6.キッチンペーパーで水気を拭き取れば出来上がり
みょうがを水にさらしておく時間は2~3分を目安にしてください。あまり長い時間さらしておくと、水溶性の栄養素は流れ出してしまいますし、みょうがのいい香りが消えてしまいます。みょうがを輪切りにした場合のアク抜きも、同じように行なってください。
みょうがを適量食べた時の健康効果は?
みょうがは食べ過ぎに注意が必要ですが、適量を守れば健康に良い栄養分を多く含むことでも知られています。美味しいだけでなく、体にも良い効果が得られるみょうがの健康効果について紹介します。
①食物繊維:便秘を解消する
みょうがには食物繊維が多く含まれ、便の体積を増やし腸壁を刺激することで便通を促します。便秘が解消することで腸内もデトックスされ、栄養素の吸収が良くなり体内のデトックス効果が生まれ、吹き出物などが出にくくなり生活習慣病の予防やダイエットにも効果的です。また、食物繊維は食事の前に摂取すると、血糖値が上がりにくくする効果もあります。(※3、4)