みょうがの食べ過ぎはNG?腹痛・下痢や馬鹿になる?アレルギーなど懸念点も紹介!
みょうがの食べ過ぎは体に良くないということを知っていますか?今回は、みょうがの食べ過ぎによる体への悪影響や、物忘れや馬鹿になるのかを紹介します。みょうがを適量食べた際の健康効果についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- みょうがの食べ過ぎは危険…?
- みょうがの食べ過ぎによる悪影響は?腹痛になる?
- ①下痢や腹痛になる
- ②食中毒になることがある
- アレルギーになる心配はない
- みょうがは食べ過ぎると物忘れや馬鹿になるって本当?
- みょうがの食べ過ぎによって馬鹿になることはない
- みょうがの食べ過ぎになる量とは?
- みょうがの食べ過ぎになる量は個人差がある
- みょうがは妊婦さんや子供に良くない?
- 妊婦さんが食べる際はアク抜きをしっかりすれば問題ない
- みょうがのアク抜きの仕方
- みょうがを適量食べた時の健康効果は?
- ①食物繊維:便秘を解消する
- ②ショウガジアール:喉の痛みを抑える
- ③カリウム:むくみを解消する
- ④アルファピネン:夏バテ防止
- ⑤ゲラニオール:胃腸の働きを良くする
- ⑥カンフェン:風邪の防止
- みょうがの食べ過ぎには要注意
ショウガジアールとはみょうがや生姜などに含まれる辛味成分の一種です。これには抗菌・鎮痛・鎮静などの効果があるので、喉が痛い時や口内炎など、口の中の炎症を鎮めてくれます。
③カリウム:むくみを解消する
みょうがにはカリウムも豊富に含まれ、体内にある余分な塩分や溜まった余分な水分を体外に排出する効能があるので、むくみを解消します。むくみを放置するとセルライトの原因にもなりかねません。カリウムの働きでセルライトの原因をデトックスし、ダイエットに役立てましょう。その他、カリウムは高血圧などの生活習慣病予防にも効果が期待できる成分です。(※5)
④アルファピネン:夏バテ防止
しょうがのいい香りの素がアルファピネンで、アロマオイルなどにも使われるものです。これには発汗作用や食欲増進効果があるので、特に夏の暑い時期などの夏バテ時に摂取したい成分です。また、血液をサラサラにしてくれる効果もあるので、成人病の予防や香りを嗅ぐことで頭がすっきりし、集中力が高まる効果もあります。
⑤ゲラニオール:胃腸の働きを良くする
みょうがに含まれるゲラニオールには胃腸の働きを良くし、食べ過ぎや胃痛といった症状を和らげてくれる、胃薬のような効果があります。また腸内のガスを排出したり、便通を促し便秘の解消を手助けする効果もあります。その他にも、女性ホルモンの中のエストロゲンの分泌を促す作用もあり、ニキビや肌荒れ、更年期症状の緩和にも効果的です。
⑥カンフェン:風邪の防止
カンフェンはみょうがの辛味成分の一つで、ショウガジアールと同様、抗菌や鎮痛などの効能があります。風邪の諸症状による喉の痛みや頭痛、口内炎などに効果的です。
(*みょうがの栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
みょうがの食べ過ぎには要注意
みょうがには不溶性の食物繊維を含むため、食べ過ぎると下痢や腹痛になる可能性があります。ただしよっぽど食べなければ食べ過ぎにはなりませんので、適量を心がけて食べるようにしましょう。みょうがには寄生虫がついている事もあり、そのために食中毒になることもあり得るので、特に生食の場合はよく洗ってから食べるようにしましょう。