グラニュー糖は体に悪い？害や危険性は？健康的な代用品のおすすめも紹介！

グラニュー糖は100%が糖質です。糖質の高いグラニュー糖を摂取すると血糖値が急激に上がり、血糖値を下げる作用のあるインスリンが不足します。その結果、血液中に糖が増えて糖尿病を引き起こす恐れがあります。（※2、3）

グラニュー糖は、体の免疫力を低下させる原因となる食品です。グラニュー糖を食べると白血球の働きが正常に働かなくなります。白血球には体内に取り込んだウイルスや細菌を死滅させる作用があるため、この白血球の働きが鈍くなると、様々な病気に感染する可能性が高まります。

グラニュー糖が体内で消化される際には、ビタミンB1などのビタミンが必要です。グラニュー糖を食べ過ぎると、体内のビタミンB1の量が不足します。ビタミンB1が欠乏すると、めまいや貧血、頭痛などの症状が現れることがあります。

体内でグラニュー糖を分解する際には、ビタミンだけでなくカルシウムも消費されます。このカルシウムは、骨や歯の素となる栄養素です。カルシウムの量が減ると骨が弱くなって骨粗しょう症の原因に繋がるだけでなく、虫歯になるリスクも高まります。

カルシウムには、胃ガンや大腸ガンなどの生成を抑制する作用があるのが特徴です。そのため、グラニュー糖を摂取してカルシウムが不足すると、ガンにかかりやすくなります。また、糖類に含有されるグルコースはガンのエネルギー源となるため、ガンの増殖や進行を促す危険性があると言われています。

先述した通り、グラニュー糖は糖質の高い食品です。糖質の高い食品を食べると血糖値が急上昇し、インスリンが過剰に分泌されて低血糖の状態になります。その後、血糖値を上昇させるために興奮物質であるアドレナリンが増加し、その結果集中力が落ちたりイライラしやすくなります。

グラニュー糖などの白砂糖が体に悪いことは分かりましたが、完全に砂糖を断つことは困難です。そこで、グラニュー糖を栄養価の高い糖類で代用するのがおすすめです。ここからは、グラニュー糖の代わりに使えるおすすめの代用品を4つ紹介します。

黒糖は、サトウキビを原料として作られた砂糖です。コクのある甘味と特有の渋みが特徴で、塊や粉末の状態で販売されています。黒砂糖には、リンや鉄分などのミネラルやカルシウムのほか、ビタミンやアミノ酸などの成分が豊富に含まれています。