ごぼうのカロリー・糖質は?食物繊維が豊富でダイエット効果あり?ヘルシーレシピも紹介!
【管理栄養士監修】ごぼうのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ごぼう(100g・1本)のカロリー・糖質量を他の野菜と比較しながら紹介します。毎日の献立に活用したい、ごぼうの食物繊維量や糖質制限できるレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
続いて、ごぼうに多く含まれる食物繊維や栄養素の効果・効能について紹介します。
①便秘解消
ごぼうには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が多く含まれています。水溶性食物繊維には便の水分を増やして柔らかくする効果、不溶性食物繊維には便のかさを増やして腸内を刺激し、蠕動運動を促す働きがあります。どちらも便秘解消が期待できる成分なので、お通じで悩んでいる方にはごぼうがおすすめです。(※2)
片村優美
管理栄養士
便秘の原因のひとつに食物繊維不足が挙げられます。たくさんの野菜を摂っていても食物繊維が少なければ便秘改善効果は得られません。ごぼうから効果的に摂取していきましょう。
②ダイエット効果
食物繊維というと便秘解消のイメージが強いですが、ダイエット効果も期待できます。腸内環境が乱れると代謝が落ちてしまいますし、糖質が吸収されやすくもなります。食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにする働きもあり、ダイエット中の方には嬉しい効果ばかりとなっています。
③抗酸化作用
食物に含まれるファイトケミカルは抗酸化作用を持つものが多く、様々な効果が期待できることから注目を集めている成分です。ファイトケミカルはカロテノイドなど5種類に分けられますが、ごぼうに含まれているのは多糖類の一つである「イヌリン」や「ポリフェノール」です。
ポリフェノールは抗酸化作用があり、老化や動脈硬化などの病気を予防してくれます。また、イヌリンは玉ねぎなどにも含まれる成分で、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。(※3)
ごぼうの栄養も取れる糖質制限レシピは?
ここからは、ごぼうの栄養も摂れる糖質制限レシピを紹介します。料理名の横にはカロリーと糖質量も記載しているので、こちらも併せて参考にして下さい。
①きんぴらごぼう(97kcal、9.7g)
きんぴらごぼうはごぼうの定番料理であり、甘辛の味付けで人気です。こちらのレシピではゴマ油やすりごまを使用しており、香ばしい風味でご飯とも良く合います。
片村優美
管理栄養士
ごぼうといえばきんぴらごぼうですよね。用意する材料も少なく、手軽に作れます。多めに作っておけばサラダやサンドイッチの具材などにリメイクすることもできますよ。
②ごぼうチップス(54kcal、3.9g)
ダイエット中でもおやつを抜きたくない方は、ごぼうチップスを作ってみてはいかがでしょうか?油を減らしたレシピもあるので、ヘルシーに頂く事もできます。また、調味料を工夫すればお酒のおつまみにもなるので、色々な組み合わせを試してみましょう。