ごぼう茶の効能は?便秘・下痢に効果あり?副作用やデメリットなども紹介!
【管理栄養士監修】ごぼう茶とは何か知っていますか?今回は、ごぼう茶の栄養成分・効能やダイエット効果に加え、副作用・デメリットも紹介します。食物繊維が豊富なごぼう茶の作り方・入れ方や市販で買う場合のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ごぼう茶を作る方法は、以下の通りです。綺麗な密封容器などを準備して、早速手作りしてみましょう。
1.ごぼうに土がついていれば、しっかり落とす
2.皮が付いたままのごぼうをささがきにする
3.2をザルの上などに並べ、乾燥させる
4.3をフライパンに乗せたら、弱火で乾煎りする
5.粗熱を取る
6.密封容器に入れて保存する
ごぼうに土がついていると気になるかもしれませんが、洗ってしまうと水溶性のサポニンが流れてしまうので皮は付いたまま使いましょう。ザルの上で乾燥させる時は、夏なら数時間、冬なら数日くらいかかります。乾燥しやすい様、並べる時にごぼう同士が重ならないように注意しましょう。
ごぼう茶の出し殻の活用法
ごぼう茶を作った後は、出し殻を捨てずに有効活用しましょう。ごぼうの出し殻は、様々なレシピで活用できます。
毎日味噌汁を飲む人なら具材にしても美味しく頂けますし、ちりめんじゃこなどと混ぜてしっとりふりかけを作るといった活用法もあります。以下ではごぼう茶の出し殻を使用したそぼろの作り方へのリンクを添付していますので、こちらも参考にして下さい。
ごぼう茶の副作用・デメリットは?
健康への効能やダイエット効果が期待できるごぼう茶ですが、副作用やデメリットは無いのでしょうか?
飲みすぎると下痢・腹痛など悪影響
ごぼう茶にはごぼうの食物繊維が溶け出しておりメリットも沢山あるのですが、一方で食物繊維を摂り過ぎておなかがごろごろすることもあります。ですので一度に大量に飲むのではなく、初めて飲むときは少量で様子を見るようにしてください。
ごぼう茶を市販で買う場合のポイント
ごぼう茶を自分で作る方法を紹介しましたが、定期的に作るのが面倒がといった方には市販品の購入をおすすめします。以下では市販品を購入する際のポイントを紹介しているので、こちらを押さえた上で自分に合ったごぼう茶を探しましょう。
①材料のごぼうが国産
体に入れるものは、なるべく安全性の高い物を選びたい物です。市販品のごぼう茶には国産のものと海外産のものとがありますが、おすすめしたいのは国内産の方です。
海外産のごぼう茶は値段が安いといった魅力もありますが、日本では禁止されている農薬が海外では使用出来ることもあるので少し不安が残ります。また、国産の中でも、残留農薬検査を行っているものや細かく産地が表記されているものは特におすすめです。
②粉末タイプを選ぶ
市販品のごぼう茶には、茶葉、ティーバッグ、粉末タイプと3種類の物があります。それぞれにメリットがありますが、ごぼう茶の栄養をしっかり摂りたいなら粉末タイプがおすすめです。ティーバッグは便利ですが、お茶を作った後は捨てるしかないので茶葉を有効活用出来ません。
粉末タイプならお湯で溶かせば丸ごと頂けるので、栄養を効果的に摂取できます。ただ、粉末タイプは他のごぼう茶に比べて値段が高めなのがデメリットです。茶葉の中にはその後食べられるタイプもあるので、興味のある方はそちらもチェックしてみて下さい。
③アク抜きしていないもの
一般的にエグミなどを取るために行われるアク抜きですが、ごぼう茶を選ぶならアク抜きを行っていない物を選びましょう。ごぼう茶の健康に効果があるサポニンはアクの成分の一つなので、アク抜きをすれば流れ出てしまいます。市販のごぼう茶のパッケージにはアク抜き済みと書かれている物があるので、こちらは避けて購入しましょう。