あたりめはダイエット向き？栄養成分や効果は？食べ過ぎなど注意点も紹介！

あたりめは、前述した通り20gあたり0.1gしか糖質が含まれない、糖質制限に役立つ食べ物です。糖質を摂取すると血糖値が上がり、上がった血糖値を下げるためにインスリンが分泌されますが、このインスリンには体脂肪の蓄積を促す働きもあります。しかし、あたりめであれば食べても血糖値が上がりにくくインスリンの分泌も促されません。

このような理由から、糖質の多い甘みのあるおやつに比べるとあたりめは太りにくく、かつ栄養も豊富なのでダイエット中のおやつにもおすすめの食材と言えます。（※5）

あたりめはダイエットに効果的なことがわかりましたが、1日の摂取量に制限があるのか疑問に思った人も多いでしょう。実はあたりめダイエットで効果を出すためには正しいやり方があります。以下では、あたりめダイエットで痩せるやり方や1日の摂取量について紹介します。

あたりめを1日に食べる量は、多くても30g程度が良いとされています。あたりめ30gあたりに約20gのたんぱく質が含まれており、加えてその他の食事からたんぱく質を取れば、1日の必要なたんぱく質量に十分達します。店頭で販売されているあたりめの小袋は大体20g～30gなので、1日で1袋食べきるぐらいがちょうどよいでしょう。

あたりめはおやつに食べるのがおすすめで、小腹が空いたときに食べるのも良いとされています。特に昼食と夕食の間は時間が空くので空腹感が強くなりがちです。空腹感が強い状態で夕食を食べると、食べ過ぎてしまうことがあるので、昼食と夕食の間にあたりめを食べて空腹感を和らげておくと良いでしょう。

また、おやつのタイミング以外に小腹が空いた時も、あたりめを少量よく噛んで食べれば空腹感が和らぎます。夜に空腹で眠れない時などにあたりめを活用するのもおすすめです。（※６）

あたりめはかなり硬いので必然的に噛む回数も増えますが、満腹中枢を刺激するためにも基本的には1口につき30回以上噛むことを意識しましょう。

さらに効果的なのが、あたりめと一緒にしっかり水を飲むことで、乾物のあたりめは水を吸収することで膨らむ性質があります。あたりめと水分を一緒に取ることでお腹の中で膨れるので、さらに満腹感を感じられるでしょう。（※2、3）

※あたりめダイエットはあくまで、あたりめを活用して痩せやすくするダイエット方法であり、あたりめだけ食べれば痩せるわけではありません。規則正しい食生活や運動習慣とともに行うようにしましょう。（※7）

あたりめダイエットを試した人は、いったいどのような効果を実感しているのでしょう。実際に痩せた人もいますが、変わらなかった人や逆に太った人もいます。以下では、あたりめダイエットを実践した人の口コミを紹介します。

あたりめダイエットで痩せた人の体験談は、以下のようなものがありました。あたりめは、食べることで満足感を感じやすいといった声が多く、おやつをあたりめに変えただけで10kgもの減量に成功した人もいるようです。なお、あたりめを食べることによる満足感は、食べ始めてすぐに感じられる傾向にあります。