パイナップルダイエットの効果・やり方は?冷凍でもOK?痩せた口コミを元に解説!
【管理栄養士監修】パイナップルダイエットを知っていますか?本当に効果はあるのでしょうか?今回は、パイナップルにあるダイエットへの効果・効能や、食べる〈タイミング・量〉などやり方を〈痩せた・失敗した〉口コミとともに紹介します。パイナップルダイエット向きレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- パイナップルダイエットとは?痩せる?
- パイナップルのカロリー・糖質から見てみよう
- パイナップルのダイエット効果・効能は?
- ①食物繊維
- ②ブロメリン
- ③マンガン
- ④カリウム
- ⑤ビタミンB1
- パイナップルダイエットのやり方は?
- パイナップルを食べるタイミングは食前
- パイナップルを朝食に置き換えてもOK
- パイナップルダイエットをやる際の注意点は?
- ①冷凍・缶詰より生のパイナップルを食べる
- ②パイナップルを加熱調理しない
- ③1日通してパイナップルだけなど偏った食事・食べ過ぎはしない
- パイナップルダイエットの効果はいつからある?ない?【口コミ】
- パイナップルダイエットで痩せた人の口コミ
- パイナップルダイエットで痩せない・失敗した人の口コミ
- パイナップルのダイエット向きレシピのおすすめ
- ①パイナップルのスムージー
- ②パイナップル酢
- ③パイナップルとバナナの生ジュース
- パイナップルダイエットで痩せよう
パイナップルダイエットとは?痩せる?
パイナップルダイエットは30年前に一斉を風靡した減量方法ですが、一度下火になったと知ると、その効果を疑問視する人もいそうです。ここでは、パイナップルダイエットとは何か、本当に痩せるのかについて説明します。
パイナップルのカロリー・糖質から見てみよう
カロリー | 51kcal |
---|---|
タンパク質 | 1g |
糖質 | 12g |
食物繊維 | 2g |
脂質 | 0.1g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記はパイナップル100gあたりに含まれている成分量で、カロリーは低めであるものの、糖質はそれほど少なくないことがわかります。しかし、同量のりんごのカロリーは57kcalで糖質が12g、バナナのカロリーは86kcalで糖質が21gとなので、比較するとダイエットには適していると考えられます。
パイナップルのダイエット効果・効能は?
パイナップルダイエットに再び注目が集まったのは、含まれている栄養成分にダイエットに対する効果や効能があるためです。ここでは、パイナップルに含まれている栄養成分と、それらが持つダイエット効果並びに効能について詳述します。
①食物繊維
パイナップルには不溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸に届くと水分を吸収してふくらむ性質を持っています。そのため、不溶性食物繊維が豊富なパイナップルを食べると便の量が増え、腸が刺激されるため蠕動(ぜんどう)運動が促され、便秘解消によるダイエット効果があるのです。
便秘解消によいとされる食物繊維ですが、水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなる役割を担っているため、不溶性食物繊維と1対2になる割合で摂取しなければ便の排出効果が弱まります。パイナップルのダイエット効果を得たいのであれば、水溶性食物繊維を含む豆類や海藻類なども一緒に取り入れるのがおすすめです。(※2)
まさる
管理栄養士
食物繊維は日本人が常に不足しているといわれている栄養素です。そのため、積極的に摂取しておくことがおススメです!
②ブロメリン
パイナップルにはブロメリンと呼ばれるタンパク質分解酵素が含まれています。パイナップルを食べた時に舌や喉が傷むのは、ブロメリンが舌や喉の表皮のタンパク質を溶かしていることが原因です。
このようにタンパク質を分解する働きを持つブロメリンを摂取すると、食べた肉や魚に含まれるタンパク質の消化が促され、体内で筋肉などの材料になりやすくなります。そうして筋肉量が増えると基礎代謝が高まり、脂肪燃焼効果が上がるため、パイナップルを食べることは痩せやすい体作りに役立つと言えます。
まさる
管理栄養士
この酵素を上手く使う事で酢豚などのお肉を柔らかくして、料理に使う事が出来ます!
③マンガン
パイナップルにはミネラルの一種であるマンガンが含まれており、体内の酵素を活性化する働きを担っています。人間が太る原因に、摂取した糖質や脂質をエネルギーとして消費しきれずに体内に脂肪として溜め込むことがあげられますが、蓄えられる糖質や脂質を消費できれば痩せることが可能です。
マンガンには糖質や脂質の代謝を促す酵素をサポートする働きがあり、パイナップルを食べてこれを摂取することで、脂肪を蓄えにくくなるとされています。その作用によって、痩せやすい体を作ることが、ダイエット効果につながります。(※3)
④カリウム
パイナップルにはカリウムと呼ばれるミネラルも含まれており、余分な塩分を排出し、むくみを解消したり予防したりする効果があることで知られています。しかしカリウムの働きはそれだけにとどまらず、腸の蠕動運動を促したり、筋肉を動かしたりする役割も担っています。
そうしたカリウムの働きにより脂肪燃焼を促すなど、パイナップルを食べると様々なダイエット効果が期待できるでしょう。特に肉や魚などのタンパク質を好んで食べる人は塩分過多になりがちなので、積極的に摂取すると良い栄養成分です。(※4)