あずき茶の成分や効果・効能は?作り方・飲み方や残った小豆の活用法まで紹介!
【管理栄養士監修】あずき茶とは何か知っていますか?今回は、あずき茶の成分・効能やダイエット効果について紹介します。また、あずき茶の効果的な飲み方や〈飲みすぎ・副作用〉など注意点にくわえ、あずき茶の残った小豆の活用法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- あずき茶とは?
- 小豆を煮出して作るお茶
- あずき茶のカロリー・糖質
- ノンカフェインで妊婦・赤ちゃんも飲める
- あずき茶の成分や効果・効能は?
- ①免疫力がつく
- ②貧血の予防
- ③冷え性予防
- ④美肌効果
- ⑤疲労回復
- あずき茶のダイエット効果はある?
- ①便秘解消
- ②基礎代謝の向上
- ③脂肪の蓄積を防ぐ
- ④むくみ解消する
- あずき茶の効果的な飲み方
- あずき茶を飲む量・タイミング
- 残った小豆も食べるのがおすすめ
- あずき茶の作り方
- ①あずき茶の茶葉からの作り方
- ②あずき茶を豆からの作り方
- ③あずき茶の水筒での作り方
- あずき茶の飲み方の注意点は?
- 飲みすぎると副作用がある
- あずき茶の残った小豆殼の活用レシピ
- ①あずきヨーグルト
- ②あずき煮
- ③あずきのスイーツ蒸しパン
- あずき茶の効果・効能はすごい
あずき茶には美肌効果も期待できます。小豆にはポリフェノールが含まれているので、抗酸化作用があり、アンチエイジングの効果が期待できます。たるみやしわ、しみの原因に効果的な成分です。(※6)
石川桃子
管理栄養士
ポリフェノールの他に抗酸化作用のある栄養素の代表例としてビタミンCやビタミンEなどが挙げられます。身体を酸化させないために毎日摂取することをオススメします。しかし、身体に良いからといって大量に摂りすぎることはよくありませんので色々な食材で抗酸化作用の効果を得ましょう。ビタミンCの豊富なフルーツやビタミンEが豊富なナッツを間食にすると良いでしょう。
⑤疲労回復
ビタミンB1群にも注目しましょう。ビタミンB群は疲労回復に効果的で、運動後にたまった乳酸をエネルギーにする働き以外にも、ストレスなどでたまった疲れにも効果的です。
あずき茶はノンカフェインですから刺激が少ないのでリラックス効果も得られます。特にビタミンB1は100gあたり、0.45㎎含まれていると言われています。水溶性で水の中に溶け出すので、あずき茶なら効率的に摂取できます。(※7)
(*あずきの栄養素と効果・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
あずき茶のダイエット効果はある?
女性に嬉しい効果が豊富なあずき茶ですが、ダイエット効果としてはどうでしょうか。こちらも嬉しい効果が含まれているようです。
①便秘解消
小豆には食物繊維が含まれており、便秘にも一役買ってくれます。食物繊維は、悪玉菌や毒素を便と一緒に排出してくれます。また、善玉菌の餌にもなるので善玉菌が増え、腸内環境を改善してくれます。
②基礎代謝の向上
あずき茶に含まれるサポニンは基礎代謝の向上にも役立ちます。サポニンのなかでも大豆サポニンと言われるサポニンはアディポネクチンを分泌させます。アディポネクチンは脂肪の燃焼を促進することから、基礎代謝も向上します。更にビタミンB1も糖質の代謝をアップさせるので、効率よく糖質をエネルギーとして燃焼させられます。
③脂肪の蓄積を防ぐ
脂肪の蓄積にもサポニンが活躍します。ブドウ糖は腸で吸収されるのですが、脂肪酸と結合されるのを防ぎ、脂肪の蓄積を抑制します。血中のコレステロール増加を抑制する効果がありますから、健康の維持にも効果的です。大豆サポニンは過酸化脂質を抑制するので、脂肪肝などにも効果的です。
④むくみ解消する
あずき茶は100gに1500mgものカリウムが含まれており、むくみの解消にも効果があります。カリウムには利尿作用の効能があり、ナトリウムを尿と一緒に排出してくれる効果があります。むくみは放っておくとセルライトに変わってしまうため、悩んでいるならダイエットにかかわらず飲んだほうが良いでしょう。(※8)
あずき茶の効果的な飲み方
とても健康に良い成分が入ったあずき茶ですが、飲む量やタイミングなど、効果的な摂取の仕方はあるのでしょうか。残った小豆も余すことなく摂取しましょう。