いんげんの栄養素・効能は?ダイエット効果ある?成分が取れるレシピも紹介!
【管理栄養士監修】いんげんに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、いんげんの栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない調理法・食べ方を紹介します。間違えられやすい他の豆との違いや、いんげんの栄養が取れるレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③βカロテン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
140mg | 850mg | 16% |
緑黄色野菜であるいんげんには、βカロテンが豊富に含まれています。免疫力を上げる作用のほかに、体内でビタミンAに変換されることで皮膚・髪・粘膜などの健康維持、のどや肺を正常な状態で維持する働きもあります。(※4)
④ミネラル
栄養素 | 含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
カルシウム | 48mg | 650mg | 7% |
鉄分 | 0.7mg | 7mg | 10% |
葉酸 | 50μg | 240μg | 21% |
ミネラルには上記で紹介したカリウムなども含まれていますが、その他にもカルシウム・鉄・葉酸など様々な栄養素が含まれます。それぞれ含まれる量が多いわけではありませんが、バランスよく摂ることで身体の健康を保つことができます。
妊婦が摂るべきミネラル成分もバランスよく含まれているので、ダイエットやつわり中の偏った食事でビタミンやミネラルなど身体に必要な成分が不足しがちなときに取り入れてみてくださいね。(※5)
いんげんの栄養価を落とさずに保存するには?
いんげんの栄養価を保つための上手な保存方法を説明します。
冷凍保存がおすすめ
いんげんは収穫してからの保存期間が長くなるにつれて、美味しさも栄養価も落ちていきます。そのため、すぐに食べないときには生のまま冷蔵庫に入れておくよりも茹でて冷凍しておいたほうが栄養価が落ちません。
いんげんは茹ですぎると水っぽくなり風味も栄養もなくなってしまうため、茹でるのは1〜2分にしましょう。そのあとはしっかり水気を切ってジップロックやラップで保存します。茹でて冷凍すれば、保存期間は1か月程度になります。
(*いんげんを冷凍保存する方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
いんげんの栄養成分が取れるレシピ
いんげんの栄養成分をしっかり摂れるおすすめの食べ方を3つ紹介します。
①いんげんの胡麻和え
ゴマの香ばしい香りと砂糖と醤油で作る優しい甘さのいんげんの胡麻和えです。いんげんを茹でた後、冷水にとると色鮮やかになります。水気をよく切ることが美味しく作るためのポイントです。ゴマは黒ごまでも違った香りや風味なのでお好みで構いません。
鈴木真美
管理栄養士
いんげんに含まれるβカロテンは活性酸素の発生を抑える作用があり、ごまと和えるとさらに抗酸化作用がアップします。