肉のカロリーを比較|部位・種類別に低い順のランキング形式で紹介!

【管理栄養士監修】肉でカロリーが低い部位・種類を知っていますか?今回は、肉のカロリーを〈牛肉・豚肉・鶏肉〉など種類別や部位別に比較して、低い順のランキング形式で紹介します。肉の太らないダイエット向きな食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 大矢眞弓
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管理栄養士、AEAJアロマテラピー検定1級。病院、保健センターなどで栄養相談をしています。健康に悩みを持つ方と接する機会で、日々の食事や生活習慣の大切さを実感しました。その経験から、病気の予防のための料理教室、薬膳茶セミナーの開催、食事のパーソナルカウンセリングをしています。自身でも10kgの減量に成功した、エビデンスに基づくダイエット、アンチエイジング、美容についてSNSで発信中です。

目次

  1. 肉でカロリーが低い部位・種類とは?
  2. 肉のカロリーを【種類別&低い順】で比較
  3. 肉のカロリーを【部位別&低い順】で比較
  4. 牛肉【部位別】のカロリー・糖質
  5. 豚肉【部位別】のカロリー・糖質
  6. 鶏肉【部位別】のカロリー・糖質
  7. 肉の太らないダイエット向きな食べ方は?
  8. ①脂(サシ)が少ない赤身肉の部位を選ぶ
  9. ②鶏肉は皮を除いて調理する
  10. ③加工肉は避ける
  11. 肉のカロリーに注意して食べよう

肉でカロリーが低い部位・種類とは?

一言に肉と言っても、種類や部位によってカロリーの差は10倍近くあります。ここでは、ダイエット中などカロリーが気になる時に知っておきたい、カロリーの低い肉の種類や部位を紹介します。様々な肉のカロリーや特徴を知ることで、ダイエット中のメニューも決めやすくなるでしょう。

肉のカロリーを【種類別&低い順】で比較

もも肉(100g) カロリー 脂質 タンパク質 糖質
熊肉 62kcal 8.3g 20.1g 0g
馬肉 110kcal 2.5g 20.1g 0.3g
鹿肉 110kcal 1.5g 22.3g 0.5g
豚肉 183kcal 10.2g 20.5g 0g
鶏肉 204kcal 14.2g 16.6g 0g
牛肉 209kcal 13.3g 19.5g 0.4g
羊肉 217kcal 14.4g 19g 0.1g
猪肉 268kcal 19.8g 18.8g 0.5g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

上記は8種類の肉のカロリーや脂質量・タンパク質量などを比較した表です。カロリーだけで言えば熊肉が一番低いですが、ダイエット中の方におすすめしたいのは羊肉です。羊肉には脂肪の燃焼を促す働きを持つカルニチンが豊富に含まれているうえに、脂肪分も牛や豚と比べると少なめとなっています。

肉のカロリーを【部位別&低い順】で比較

ここではスーパーにもよく並んでいる、牛肉・豚肉・鶏肉について部位別のカロリーと糖質量を紹介します。同じ種類の肉でも部位によって大幅にカロリーが変わるので、上手に選びましょう。

牛肉【部位別】のカロリー・糖質

部位名(100g) カロリー 糖質
ヒレ 133kcal 0.3g
かた 180kcal 0.1g
ミノ 182kcal 0g
もも 209kcal 0.4g
ランプ 234kcal 0.4g
タン 269kcal 0.1g
ハラミ 301kcal 0.3g
サーロイン 498kcal 0.3g
バラ 517kcal 0.1g

最もカロリーの高いバラ肉は最もカロリーの低いヒレ肉と比べるとおよそ4倍ものカロリーがあります。バラ肉は、スーパーでは焼肉用としてカルビの名前で売られていることもあります。カロリーを抑えるためにはもも肉やヒレ肉がおすすめで、特にヒレ肉は赤身ではあるものの、焼いても固くならず柔らかいため食べやすい部位です。

(*牛肉のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

牛肉のカロリーを部位別に比較!ダイエット向きな部位・調理法など紹介!

豚肉【部位別】のカロリー・糖質

部位名(100g) カロリー 糖質
ヒレ 115kcal 0.2g
レバー 128kcal 3.7g
もも 183kcal 0.2g
かた 216kcal 0.2g
ロース 263kcal 0.2g
バラ 386kcal 0.1g

豚肉は全体的にカロリーが牛肉よりも低いです。血管の詰まりを緩和してくれる不飽和脂肪酸が占める割合も牛肉よりも多く、余計なコレステロールが溜まりにくいです。また、レバーはカロリーは低いですが糖質は他の部位と比べて多めとなっています。

(*豚肉のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

豚肉のカロリーを部位別に比較!一番ヘルシーな部位・調理法など紹介!

大矢眞弓

管理栄養士

豚肉は疲労回復効果が高いビタミンB群が豊富に含まれています。特に糖質をエネルギーに変えるビタミンB1は牛肉、鶏肉より多く含まれます。

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