肉のカロリーを比較|部位・種類別に低い順のランキング形式で紹介!
【管理栄養士監修】肉でカロリーが低い部位・種類を知っていますか?今回は、肉のカロリーを〈牛肉・豚肉・鶏肉〉など種類別や部位別に比較して、低い順のランキング形式で紹介します。肉の太らないダイエット向きな食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
鶏肉【部位別】のカロリー・糖質
部位名(100g) | カロリー | 糖質 |
なんこつ | 54kcal | 0.4g |
砂肝 | 95kcal | 0g |
ささみ | 108kcal | 0g |
レバー | 115kcal | 0.6g |
むね | 191kcal | 0g |
もも | 204kcal | 0g |
鶏肉は全体的にカロリーが低めですが、その中でも特になんこつは群を抜いて低カロリーです。軟骨なので正確には肉ではありませんが、脂身が少なくタンパク質が多い上に噛みごたえがあるので満腹中枢を刺激します。またささみは高タンパク低カロリーの代表格でもあり、ダイエット向きの部位と言えます。
(*鶏肉のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
肉の太らないダイエット向きな食べ方は?
部位や種類によってカロリーが違うことが分かりましたが、ダイエット中は食べ方などにも注意が必要です。ここからは、肉を食べる際の太らない選び方や方法を紹介します。
①脂(サシ)が少ない赤身肉の部位を選ぶ
ダイエット中は脂(サシ)が少ない、以下のような赤身肉の部位を選ぶのがおすすめです。
・ヒレ肉
・モモ肉
・うで肉
・すね肉
肉は一般的に白い部分が脂肪分、赤い部分がタンパク質です。脂肪はタンパク質よりも高カロリーなため、ヒレ肉やモモ肉などの白い脂の少ない赤身肉の部位を選ぶことでカロリーを抑えられます。ただし、赤身肉は火を通しすぎると固くなる性質があるため、火加減には注意して調理しましょう。
また、焼くよりも茹でる、蒸す方がカロリーカットになり、焼く際も油を引かずに焼くことでカロリーを抑える事ができます。ダイエット中はサシが多く入っている国産の牛肉よりも、外国産の肉を選ぶことでカロリー摂取量を効率的に減らせるでしょう。
②鶏肉は皮を除いて調理する
鶏肉は全体的にカロリーの低い肉ですが、皮があるかないかだけで100g当たり80kcal近くもカロリーに差が出ます。
・もも肉(皮あり)127kcal
・もも肉(皮なし)204kcal
カロリーを抑えるためには鶏肉の皮は取って調理すると良いでしょう。更に、油をなるべく引かずに調理するしたり、目に見える脂肪を取り除いたり成鶏よりも若鶏を選んだりすることでさらにカロリーカットすることができます。
大矢眞弓
管理栄養士
鶏皮はたんぱく質が少なく脂質が多い部位です。コレステロール値を上げる飽和脂肪酸が多いので、取りすぎは悪玉コレステロールを上げてしまいます。
③加工肉は避ける
ベーコンや生ハムなどの加工肉は高カロリーな上に塩分も高いので避けましょう。塩分はむくみの原因となるので、どうしても食べたい場合はグラム数に注意して食べましょう。またチャーシューを食べる際にもバラ肉で作られているものは避け、もも肉で作られているものを選ぶのがおすすめです。
(*肉にダイエット効果やダイエット向きの食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
肉のカロリーに注意して食べよう
一般的に肉と聞くと太るイメージを持っている方も多いかもしれませんが、太らないカロリーが低めの部位などを選べばダイエット中でも楽しむことができます。今回紹介したカロリーなどの情報を参考に、肉のカロリーに注意しながら美味しい肉料理を楽しみましょう。