菜の花の栄養価と効果・効能は?食べ過ぎの注意点や食べ方・レシピのおすすめも紹介!

【管理栄養士監修】菜の花にはどんな栄養成分が含まれているか知っていますか?今回は、菜の花の栄養価や効果・効能のほか、〈食べ過ぎ・アレルギー〉など食べる際の注意点を紹介します。菜の花の栄養価が取れる食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 シェルファ
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管理栄養士、フードコーディネーター3級、食生活アドバイザー2級。大学卒業後、管理栄養士として大手給食会社の社食調理、アレルギークリニックでの栄養指導を経て、...
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管理栄養士、フードコーディネーター3級、食生活アドバイザー2級。大学卒業後、管理栄養士として大手給食会社の社食調理、アレルギークリニックでの栄養指導を経て、現在は保育園の献立作成・発注をしています。料理が趣味で3年前からブログを運営し、Instagramでもレシピを公開中。雑誌レシピの監修や企業様案件のレシピ監修などを行っています。簡単・時短をモットーにしたおうち居酒屋レシピも得意です。よろしくお願いします!

目次

  1. 菜の花とは?
  2. 菜の花の旬・産地
  3. 菜の花のカロリー・糖質
  4. 菜の花の栄養価や効果・効能は?
  5. ①カリウム
  6. ②β-カロテン
  7. ③ビタミンC
  8. ④食物繊維
  9. ⑤鉄分
  10. ⑥葉酸
  11. ⑦リン
  12. ⑧カルシウム
  13. 菜の花を食べる際の注意点は?
  14. ①菜の花の食べ過ぎは良くない
  15. ②アレルギー反応が出る可能性がある
  16. 菜の花の栄養成分を逃さない食べ方は?
  17. ①油と一緒に食べる
  18. ②汁物は汁ごと一緒に食べる
  19. 菜の花の栄養価が取れるレシピのおすすめ
  20. ①菜の花のおひたし
  21. ②菜の花の天ぷら
  22. ③菜の花のパスタ
  23. 菜の花の栄養価を取り入れよう

ビタミンCにはコラーゲンの生成サポートやメラニン色素が過剰に生成されるのを防ぐ働きがあります。そのため美肌効果があることで知られます。さらにビタミンCには抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果も期待できるのです。(※4)

シェルファ

管理栄養士

ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスです!

④食物繊維

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
4.2g 20g 20%


菜の花には水溶性と脂溶性両方の食物繊維が含まれているため、腸の中で水分を吸収することで便の量を増やしたり、腸の動きを活発化させる効能があります。胃でも水分を吸収してふくらみ、満腹感を得やすくなるので、ダイエット効果も期待できるのです。(※5)

⑤鉄分

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
2.9g 7g 43%

菜の花にはほうれん草よりも多い鉄分が含まれており、赤血球に含まれているヘモグロビンを構成し、全身の細胞に酸素を運ぶ働きを担います。さらに鉄分には、貧血予防や肝臓の解毒などの効能もあるのです。(※6)

⑥葉酸

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
340μg 240μg 142%

菜の花は野菜の中でも葉酸の含有量がトップクラスで、特に妊娠中の女性におすすめです。葉酸は細胞の分裂やDNAの合成と深くかかわる栄養成分であり、貧血の予防や胎児の正常な発育をサポートする効果があることで知られています。(※7)

⑦リン

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
86mg 1000mg 9%

ミネラルの一種であるリンはカルシウムと結合することで、骨や歯を生成する働きを担っています。その他にも糖質の代謝をスムーズにする効能があるため、ダイエット効果も期待できます。(※8)

⑧カルシウム

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
160mg 650mg 25%

菜の花は野菜の中でもカルシウムの含有量が豊富で、骨や歯の生成と健康維持に欠かせない栄養成分の一つです。カルシウムには骨や歯を丈夫にする以外に、骨粗しょう症予防効果もあります。

さらに、筋肉の収縮や正常な神経伝達を行うことにも役立っているのです。(※9)

シェルファ

管理栄養士

そのほかにも、アブラナ科の野菜にだけ含まれるイソチオシアネートはがん予防にも効果が期待できると言われています。

菜の花を食べる際の注意点は?

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