オレガノとは?効果・効能や副作用は?料理などへの使い方も紹介!
【管理栄養士監修】オレガノとはどんなハーブか知っていますか?今回は、オレガノの効果・効能や副作用など取り入れる際の注意点も紹介します。〈アロマオイル・ハーブティー〉など、オレガノの使い方・取り入れ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
オレガノは一般的に料理の風味付けや臭み消し、お茶として利用するため一度に大量に摂取することはあまりありませんが、使用する時の注意点はあるのでしょうか。ここでは、オレガノの副作用について解説していきます。
①シソ科のアレルギーが発症することがある
オレガノはバジルやタイムなどと同じシソ科であり、アレルギー体質の人は少量でも摂取することで症状が現れることもあります。アレルギーが起こると、口の中やその周りに痒みや痛みを生じる他、吐き気や腹痛・下痢を引き起こし酷くなると呼吸困難になります。オレガノは料理に使われることも多いので、心配な方は事前に確認するようにして下さい。(※1)
②妊婦・幼児などは摂取を推奨しない
ハーブは刺激の強いものもあり、種類によっては妊婦や幼児に副作用が起こることも考えられます。妊娠中にオレガノを少量料理に使う場合やハーブティーとして適量摂取するくらいなら問題ありませんが、精油は成分の濃度が濃く刺激が強いため妊娠中や幼児に使用するのはやめましょう。
なお、オレガノは幼児にとって下痢の原因となることもあるため、5歳以降を目安に様子を見ながら与えて下さい。
オレガノの使い方・取り入れ方は?
オレガノは生の葉で売られていることはあまりなく、乾燥して粉末状にしたものや、成分を抽出したオイルに加工され使いやすくされているものがほとんどです。では、オレガノの一般的な使い方や取り入れ方を見ていきましょう。
①オレガノオイル
出典: @paparamai
精油のオレガノオイルは刺激が非常に強く、取り扱いには注意が必要です。アロマとして他のオイルと混ぜて匂いを嗅ぐことでストレスが和らぐほか、水にごく少量混ぜてうがいをすると風邪予防にも役立ちます。
なお、オレガノオイルは肌のアンチエイジングにも効果的ですが、刺激が強いため肌に使用する際は必ず濃度や用法・用量を守って予めパッチテストを行って下さい。
②オレガノのハーブティー
出典: @sayoyoyo0719
オレガノはハーブティーとして飲用することも可能です。乾燥茶葉のほかに生の葉もフレッシュハーブティーとして楽しむことができます。オレガノの味や匂いは少しクセがあり苦手と感じることもあるため、他のハーブと合わせて飲みやすくすると良いでしょう。
③料理への香り付けとして使う
出典: @OlioVaranoJapan
オレガノ粉末は料理に使いやすく、少量加えるだけでより豊かな風味を引き出してくれます。チーズやトマトを使った料理に特に合うだけでなく、肉や魚の臭み消しにも役立つハーブです。
煮込み料理からサラダまで幅広く使え、料理の仕上げにふりかけることもできますが、香りが強いため匂いの似たバジルと合わせることでブレンド効果などにより芳香が弱くなります。
(*オレガノの使い方や活用レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)