バナナの栄養素と効能は?冷凍で効果倍増?皮ごとなど食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】バナナに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、バナナの栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない食べ方を紹介します。ダイエット効果や美容効果が期待出来る、バナナの栄養の取れるレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②ビタミンC|美容効果
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
16mg | 100mg | 16% |
ビタミンCには肌や粘膜を健康に保つ働きがあり、美容効果が期待できます。また、ビタミンCには黒色メラニンを作られにくくする効果や、酸化した黒色メラニンを還元して淡色化する作用もあるので、シミ対策としても効果を発揮します。(※3)
③タンパク質|筋トレ補助
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.1g | 60g | 2% |
バナナにはタンパク質も含まれており、筋トレ補助効果が期待できます。筋トレ効果というと体を鍛えている人にしか関係が無い成分と思われるかもしれませんが、筋肉を付けることはダイエット中の方にも重要です。筋肉が付いて基礎代謝が上がればダイエットの効率も上がるので、しっかり摂っておきましょう。(※4)
④ビタミンB1・B2|基礎代謝の向上
野菜 | 含有量(100g) | 1日の必要な摂取量 | 1日の摂取量に占める割合 |
ビタミンB1 | 0.05mg | 1.4mg | 3.6% |
ビタミンB2 | 0.04mg | 1.6mg | 2.5% |
ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂質の代謝をアップさせる効果が期待できる成分です。摂取した分の糖質や脂質は、代謝されなかった分はそのまま脂肪へと変わってしまいます。ダイエット面でデメリットがあるだけでなく、内臓脂肪や脂肪肝などの原因にもなるので健康のためにも意識して摂取しておきましょう。(※5)(※6)
⑤葉酸|細胞・DNAの形成補助
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
26μg | 240μg | 11% |
葉酸は、細胞を生成する時に必要なビタミンで、DNAやRNAなどの核酸が作られるのを助ける働きもあります。特に胎児には重要な栄養素と言われており、妊娠初期の妊婦さんがしっかり葉酸を摂取することで胎児が神経管閉鎖障害になるリスクを減らせるといわれています。(※7)
⑥食物繊維|便秘解消
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.1g | 20g | 6% |
バナナには多くの食物繊維が含まれており、不溶性食物繊維は水溶性の10倍近い含有量となっています。不溶性食物繊維は便のかさを増やして腸内を刺激してくれるので、便秘解消効果が期待できます。便秘が解消されるとお腹がスッキリするだけでなく、悪玉菌が溜まって血流が悪くなるのを防止できるのでダイエット面でも効果が期待できます。(※8)
⑦セロトニン|イライラの解消
バナナにはセロトニンも含まれています。セロトニンは頭の回転を活発にしたり精神状態を安定させてくれる脳内物質で、摂取するとストレスに対して効能があるとされています。セロトニンが不足するとストレスを感じやすくなるだけでなくやる気の低下や不眠などの症状が現れることもあるので、健康的な毎日のためにも欠かせない成分です。
バナナの栄養価が効率的に摂れる食べ方は?
バナナには様々な栄養価が含まれていますが、効率的にこれらを摂取するにはどういった食べ方が良いのでしょうか?